ニュース
JAL、国際線ファーストクラスの機内食を試食。隠れ家的レストランの味を、空の上で!
JALが3月23日に都内で記者会見を開催した。ボーイング737-8の国内線新シートの発表とともに、“五感をくすぐる本物の体験”の一つとして機内食を紹介。国際線ならびに国内線のファーストクラスメニューの試食会も同時に実施した。
JALは、3月23日に都内で記者会見を開催した。2027年導入予定のボーイング737-8の国内線新シート発表とともに、4月1日より順次リニューアルする国内線サービスを紹介。さらに、同時に機内食の試食会も実施した。当日提供された、国内線ならびに国際線で提供の機内食をご紹介しよう。
まず事前知識といて入れておきたいのが、JALが、SKYTRAX社による「ワールド・エアライン・スター・レイティング」において、9年連続で最高評価「5スター」に認定されたこと。日本らしさが随所にあふれたシートや食事にホスピタリティをはじめ、同社が目指す“五感をくすぐる本物の体験”が評価されたとしている。
なかでも注目したい部分が“最上級の食体験”を提供する機内食だ。2026年3月より新たに国際線向けに2名のシェフを迎えているが、1日1組限定と話題のレストラン「été」のオーナーシェフ 庄司夏子氏が監修したメニューが味わえるのだ。
発表会では同シェフを招いてのトークセッションを実施。同シェフが手がける2026年3月〜5月提供の国際線(東京発欧米行き)ファーストクラス・ビジネスクラスの2食目提供のメニューを前に、そのこだわりや開発秘話で盛り上がった。
同シェフは「JALの機内食を手がけるのが一つの目標だった」とし、個人的に搭乗した際に提供された上級クラスでの提供メニューで感じたシェフのこだわりや材料の選定などを評価。
また、今回の監修において「国産牛の凝縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」については、「1食における厳格にきまったコストの中で、国産牛を使うことにこだわった」と強調。「焼きとうもろこしご飯」に関しては、「我々の職人技術を入れたいと考え、手間を多く掛けたシェイプと味わいに。工場との連携による努力の結晶が現れている」と話してくれた。
また、若手の料理人の成り手が減少している現状に対し「機内食は世界を飛び回りながら発信できる一つの手段。日本ならではのクラフトマンシップを“日本の翼”であるJALの翼に載せさせていただいている」と語った。なお、1年間を通し、春・夏・秋・冬それぞれの時期にメニューが更新されるという。
実際に提供されたメニューを味わったが、「国産牛の凝縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」はホロリと崩れるほどの柔らかさ。さらに口に一気に広がるジューシーさ、そしてバルサミコ酢の酸味&バターのコクは一度味わえば、必ずもう一度食べたくなる美味しさだった。添えられた北海道産インカのめざめも相性抜群と、大満足の一皿だった。
また、美しく粒が揃えられた「焼きとうもろこしご飯」もバターの風味ともころしの香ばしさにうっとり。そのままはもちろん前述のメインのソースに絡めるのもおすすめだとか。
口直しにぴったりな「ホワイトアスパラガスのピクルス 柑橘と柚子皮添え」もビネガーがしっかりと効きつつグレープフルーツの果肉で爽やかな風味に。メイン、ご飯、ピクルスと美味しさのループが止まらず、もちろん完食できた。
さらに、国内線のファーストクラスで提供される地域の食文化をフィーチャーしたメニューも試食。こちらは2か月ごとに変わり、今回は4月・5月分の青森県がテーマのお弁当タイプの機内食を味わった。
桐の重箱風の高級感漂うボックスは、弁当箱を開ける瞬間のワクワク感を演出。また、BENTO BOXは海外でも人気なため、日本文化を表現するのにベストということで採用に至ったとのこと。蓋を外せば色とりどりの地域の味わいが目の前に。「青森県産のチキンのロール」はしっとり食感&トウモロコシソースがとろ〜り優しい味わいにまとめている。
独特な食感の「アピオスと枝豆の煮込み」は箸休めにぴったり。なお、アピオスはスーパーフードの一つで、青森で多く栽培されている食材だ。また「ワカメとシラスのキッシュ」も食べ応え抜群。 なお、デザートやお菓子も地方ならではの味わいを提供し、テーマとなる都道府県で一つのトレーが表現している。
なお、短距離路線(羽田=伊丹線、羽田=広島線)ではお弁当タイプ、長距離路線はトレーセットでの提供となる。
関連記事
関連リンク