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デルタ航空、座席クラスの名称を一新。10月1日からは積算マイルなどを選べるオプションも

デルタ・メイン、デルタ・コンフォート、デルタ・ファースト、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・ワンの5つのカテゴリーに刷新。10月1日からはそれぞれに運賃額に応じたオプションも用意され、積算されるマイル数やキャンセル条件などを利用客が柔軟に選択できるようになる。

文:本誌編集部
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デルタ航空のエアバスA321(手前)とボーイング717(奥)。
デルタ航空のエアバスA321(手前)とボーイング717(奥)。Photo: Yuta Warrens/AIRLINE

 デルタ航空は創立100周年を迎えたにあたり、機内プロダクトの名称を一新した。

 新しいクラス分けの名称は下記の通りとなる
●デルタ・メイン(旧メインキャビン+ベーシックエコノミー)
通常のエコノミークラス
●デルタ・コンフォート(旧デルタ・コンフォート+)
エコノミークラス前方の足元が広い座席
●デルタ・ファースト(変更なし)
ファーストクラス(米国内線や近距離国際線で提供)
●デルタ・プレミアムセレクト(変更なし)
国際線プレミアムエコノミークラス
●デルタ・ワン(変更なし)
国際線ビジネスクラス(一部の米国内線でも提供)

 また、旧メインキャビンにあたるデルタ・メインには、事前の座席指定やキャンセル・変更などが制限される代わりに安価で提供していた「ベーシックエコノミー」の運賃を統合。これを受け、10月1日より、デルタ・メインではベーシック、クラシック、エクストラの3つのオプションを用意する。

 最安となるベーシック(旧ベーシック・エコノミー)ではマイルの獲得が不可能であるほか、座席指定はチェックイン後のみとなるなどの制限がある。クラシック、エクストラと上位のオプションになるにつれて運賃額も上がるが、同時に獲得できるマイル数や、上級会員資格を獲得するうえで必要なメダリオン会員資格取得必要ドル(MQD)が増えたりするほか、キャンセルの条件が緩和されたり、搭乗時の順番が早まったりする。

 またデルタ・コンフォート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・ワンにも、それぞれクラシックとエクストラの2段階のオプションを用意し、利用客が必要に応じて柔軟に選択できるようになる。

Fly Delta(フライ・デルタ)アプリでの表示例
デルタ航空の公式ホームページや「Fly Delta(フライ・デルタ)」アプリでは、運賃間の比較を簡単に行なえる。写真は「Fly Delta」アプリでの表示例。
デルタ・メイン、デルタ・コンフォート、デルタ・ファースト、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・ワンの5つのカテゴリーに刷新。10月1日からはそれぞれに運賃額に応じたオプションも用意され、積算されるマイル数やキャンセル条件などを利用客が柔軟に選択できるようになる。

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