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エバー航空、成田=高雄線を大型化。A330投入でビジネスクラス30席に

エバー航空が5月20日から、成田=高雄線の機材をA321からA330-300へ大型化した。座席数は約1.7倍となり、ビジネスクラスも8席から30席へ拡充。旺盛な訪台需要に加え、業務渡航需要の取り込みも見据えた供給強化で、高雄線の存在感をさらに高める。

文:多和田新也(編集部) 写真:多和田新也(編集部)
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エバー航空の成田=高雄線が機材を大型化して運航を開始。その初便のクルーが集合。

 エバー航空は5月20日から成田=高雄線の機材を大型化して運航を開始した。

 これまで184席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス176席)のエアバスA321を使用していたが、5月20日からは309席(ビジネスクラス30席、エコノミークラス279席)のエアバスA330-300を使用しての運航となる。

 成田=高雄線は国内エアラインこそLCCのジェットスター・ジャパンが運航するのみだが、エバー航空のほかチャイナ エアラインとユナイテッド航空といったFSCや、LCCのタイガーエア台湾、タイエアアジア(高雄経由便)が運航。計6社が参入する、堅調な需要がある路線だ。

 とりわけ、FSCであるエバー航空は業務渡航需要も注視するところであるが、ビジネスクラス8席のA321では、やや不足気味であったという。今回、30席のビジネスクラスを持つA330-300を投入することで、ビジネス渡航需要にも十分に応えられる体制を整えた。

 また、A321は搭乗客のスマートフォンなどから機内Wi-Fiを接続して機内エンターテインメントを利用することができるシステムだが、A330-300は全席シートモニターを備えるなど、機材の大型化でキャビンもアップグレードしたことになる。

 なお、この機材の大型化は期間限定ではなく、まずは夏スケジュール期間にA330で運航され、その後も需要があれば継続する方針という。

●エバー航空の成田=高雄線
BR107便:成田(12時45分)発→高雄(15時40分)着
BR108便:高雄(07時00分)発→成田(11時30分)着

高雄からのBR108便が到着。初便には登録記号、B-16338の機材が使用された。
成田空港第1ターミナルの31番ゲートを使用。大型化を祝う装飾が施された。
搭乗客全員に記念品を配付。
記念品はトラベルポーチとクリップ、A330のポストカード。ポストカードはこの大型化に合わせて製作されたもの。

 この初日となった5月20日のBR107便は31番ゲートを使用。機材大型化を祝う装飾が施され、搭乗開始前にはクルーによる記念撮影が行なわれた。また、搭乗者には記念品として、トラベルポーチとクリップ、そしてこの日のために製作したというA330-300を描いたポストカードがプレゼントされた。

 なお、この日の搭乗客数は242名(ビジネスクラス13名/エコノミークラス227名、幼児2名含む)と8割弱の搭乗率。それでもA321の座席数(184席)を80名近く上回る搭乗者数であり、初日から機材大型化の効果が表れている。

エバー航空のスタッフらが、ランプから横断幕を持ってお見送り。
高雄へ出発するBR107便がRWY16Rからの離陸に向けてタキシングするなか、台北からのBR198便、ボーイング787-10が着陸。

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