原宿駅前に現れた、エールフランスの世界を体現した空間。
2026年3月から毎日羽田線にも投入されている最上級クラスの新ラ・プルミエール。予約は多くの日が埋まっているそうだ。
ベッドになるシェーズロング。随所に採り入れた赤の差し色が、美しく空間を彩る。
スーツケースを収めるスライド式収納。こうした実用的設備も、それとは意識させない美しいデザインで仕上げた。
シェーズロング下のシューズボックスもご覧の通り、赤く美しいしつらえで。
無機質になりがちなシルバーのマテリアルも、温かみある色あいでデザインすることで温かみと高級感を演出。
タブレットは座席ポジションや照明などのコントロール機能を備える。日本語を含む12か国語に対応。
JACQUEMUSの機内用ラウンジウェア、SISLEYのスキンケア用品を収めたアメニティキットなども展示。
アメニティキットの赤いケースをスライドすると、中には美容トリートメントなどが。
来日したコンコルドのシート2脚。1994年から搭載されたプロダクトで、ブランケット、クッションとあわせて、インテリアデザイナーのアンドレ・プットマンが手がけた。
当時のエールフランス・コンコルドは、このようなキャビンであった。展示されたシートが現代のものよりも小ぶりである理由は、この写真を見れば納得だろう。
Photo:Konan Ase
会場では実際の客室乗務員たちが展示を彩った。こちらは歴代ユニフォームのエリアだ。
「エスプリ・クチュール(Esprit COUTURE)」と題した歴代ユニフォームの展示。写真左から、①コンコルド用(1976/ジャン・パトゥ)、②冬服ユニフォーム(1968/クリストバル・バレンシアガ)、③現行のもの(2005/クリスチャン・ラクロワ)、④夏服ユニフォーム(1962/クリスチャン・ディオール)、⑤バーテンダー・ユニフォーム(1933)。
現役時代のコンコルド。仏英共同開発の超音速旅客機として1976年1月21日、パリ=リオデジャネイロ線で営業運航を開始した。
Photo:Konan Ase
コンコルドのレジェンドを伝える展示エリアにはシートのほか、当時の機内食メニューなども。
こちらの展示は1976年の就航時から2003年に退役するまで、各時代ごとに使用された機内提供品のステーショナリーなど。
1950年代にファーストクラスの乗客に配られていたヴァリゼット(小型スーツケース)など、当時の贅沢な旅を思わせる貴重な品も。左下のものは東京線で使用されていた。
テーブルウェアの展示も多彩かつ鮮やかで、写真は1933年から使用されたクリストフルによる金縁の食器。ヒッポカンポスのロゴマークも金色に輝く。
こちらは1966年からファーストクラスで使用された、画家ジャン・ピカール=ル・ドゥのデザインによる食器。青のアクセントが美しい。
エールフランス航空 アンヌ・リガィユCEO
「日本はとても重要な就航地です。新たなラ・プルミエールの搭載をはじめ、より洗練された旅行体験の提供とサービス拡充を進めます。2026年内には全機に高速でのインターネット接続可能なWi-Fiを搭載しますが、ラ・プルミエールでは先行して導入しています。快適で開放的なラ・プルミエールを、ぜひ体験して頂きたいですね」
エールフランス航空 ファビアン・ペルース 上級副社長(カスタマー・エクスペリエンス)
「ラ・プルミエールでは機内だけでなく、専用チェックインからプライベートラウンジ、地上サービスから空の旅まで、エールフランスが誇る最高のホスピタリティでおもてなしする、特別な旅行体験を提供します」
2人の客室乗務員を挟んで、関係者たちが記念撮影。右から2人目はエールフランス航空/KLMオランダ航空 日本・韓国・ニューカレドニア支社長ボリス・ダルソー氏、中央の調理服姿は特別メニューを手がけるオリヴィエ・シェニョン氏。
3月に提供されていた羽田発のファーストクラス機内食。ミシュラン三つ星シェフとして知られる、銀座「L’OSIER(ロオジエ)」のオリヴィエ・シェニョン氏が監修した特別メニューだ。
JR山手線が走る会場線路側も、しっかりエールフランスのデザイン。
3月18日に開催されたレセプション。著名人のゲストも招かれていた。