特集/本誌より
エールフランス “ラ・プルミエール” に息づく、空の旅のエレガンス
日本だけの特別なイベント、通じ合うエレガンスと感性
Photo:Konan Ase
さて、この「AIR FRANCE, ELEGANCE IS A JOURNEY」展だが、日本限定の特別イベントとして企画され、準備期間には約1年を要したという。広い会場内には「ラ・プルミエール」のモックアップに加えて、新シートの象徴の1つである5つの窓にちなんで、5つのテーマに分かれた展示スペースが設けられていた。
制服の展示コーナーではクリスチャン・ディオールや、クリスチャン・ラクロワといった世界的メゾンが手がけた歴代ユニフォームを、テーブルウェアのコーナーでは1930年代のものやコンコルド用の食器などが美しくディスプレイされた。
超音速旅客機コンコルドについては、就航から今年50年を迎えたことでこの専用のコーナーが用意されることとなり、建築家でありインテリアデザイナーとしても知られる故アンドレ・プットマン(1925-2013)が手がけた実機シートやブランケット、クッションなどが展示された。
Photo:Konan Ase
また、今回のイベントにあたって、会期前夜の3月18日に開催されたレセプションには同社のアンヌ・リガィユCEO、カスタマー・エクスペリエンス担当のファビアン・ペルース副社長も出席した。
挨拶に立ったリガィユCEOは、「エールフランスは1952年から東京へ、1970年から大阪へと途切れることなく運航を続けており、日仏友好の懸け橋となってきました。昨年からは運航本数も増加しており、これは日本市場に継続して注力していることの証」と述べた。また、フランスと日本はデザインやエレガンスに対する感性に通じるものがあると続け、ラ・プルミエールにとっても東京は歴史的な就航先であると語った。
新シートについては、「2つの椅子を設けた空間はラ・プルミエールの特徴。ひとつの座席では食事や仕事、もうひとつの長椅子ではリラックスや睡眠と、シーンに合った使い方ができるのがポイントです。また、収納スペースや天井の高さにもこだわり、本当に開放感のあるキャビンになっていると思います」とも述べる。日本のカスタマーは細部へのこだわりがあり、サービスに対しても高い品質を求めているが、そうしたニーズにも応えられるだろうと自信を見せた。
「日本はとても重要な就航地です。新たなラ・プルミエールの搭載をはじめ、より洗練された旅行体験の提供とサービス拡充を進めます。2026年内には全機に高速でのインターネット接続可能なWi-Fiを搭載しますが、ラ・プルミエールでは先行して導入しています。快適で開放的なラ・プルミエールを、ぜひ体験して頂きたいですね」
「ラ・プルミエールでは機内だけでなく、専用チェックインからプライベートラウンジ、地上サービスから空の旅まで、エールフランスが誇る最高のホスピタリティでおもてなしする、特別な旅行体験を提供します」
2日間にわたるイベントは事前予約制であったが、前日には申し込み定員に達するという盛況のなか幕を閉じた。訪れた人にとっては、空の旅への憧れとエールフランスの魅力を改めて感じさせてくれるイベントであったに違いない。
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