特集/本誌より

台北をもっと楽しむ! リニューアル後の松山空港と台北市内で、食い倒れの旅

月刊エアライン2026年4月号では、タイガーエア台湾のフライトレポートをお届けしました。中2日の滞在でしたので、台北の玄関口である台北松山空港や街中を散策。台北ならではの撮影スポットや、グルメもたっぷり満喫しました。ここでは、本誌では伝えきれなかった台北情報をお送りします。

文:村田尚之 写真:村田尚之
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松山空港近くの路上市場ではビルの間から着陸する機体が見えました。こんな賑わいも台湾らしいシーンと言えるでしょう。

羽田と台北を結ぶ玄関口「台北松山空港」。リニューアルで、さらにヒコーキが身近に!

 台北と言えば沖縄から2時間弱、札幌からも4時間ほどのフライトで到着できるお手軽海外旅行の代名詞的デスティネーション。日系エアラインはもちろんですが、現地エアラインはFSC、LCCの別なく日本国内を広くカバーする路線を展開しています。

 また、台北近郊には台湾桃園空港と台北松山空港の2つの空港があり、国際線は基本的に前者が受け持ちます。とはいえ、JALとANA、チャイナ エアライン、エバー航空は台北松山=羽田便を運航していますので、旅程や予算によって空港を選べるのも台北旅行の良いところと言えるでしょう。

 今回訪台したのは、発売中の月刊エアライン4月号のフライトレポートが目的で、到着は桃園空港でしたが、ヒコーキ趣味を満喫すべく松山空港にも足を運びました。実は少々久しぶりの松山空港です。第1ターミナル(国際線)と第2ターミナル(国内線)という構造は変わりませんが、館内施設はここ数年で一部リニューアルを受けているようです。

国際線が発着する第1ターミナル館内。ビルそのものは1970年代前半の竣工ですが、数度の改修を受けており、インテリアはモダン。
国内線が使用する第2ターミナルもリニューアルされており、館内は明るくクリーン。フードコートのある2階への階段周辺も広々としています。
ターミナルビル館内には台湾を題材にしたパブリックアートやディスプレイもあります。松山空港の3レター“TSA”とモデルプレーンを題材とした展示もありました。

 まず、ヒコーキ好きなら真っ先に訪れるであろうスポットといえば「展望デッキ」。こちらは一時的に閉鎖されていましたが、改装を経て2025年秋に再オープンしており、カフェも併設となりました。また、屋根付きスペースもあるので雨天時の撮影も可能となっています。

 展望デッキでのヒコーキ待ちの間には館内をぶらぶらと散策しました。第2ターミナルには航空関連のスーベニアショップのほか、新たに展示コーナーや子供向け教室、フライトシミュレーターなどを備える本格的な飛行教育センターができたようです。基本的に各種プログラムは有料のようですが、周辺にはベンチなどもあり休憩スペースとしても便利かと思います。

2025年に空中庭園として生まれ変わった展望デッキは第2ターミナルの3階に位置しており、第1と第2ターミナルの中間にあるエレベーターでアクセスします。787をモチーフとする(ちょっとサイバーパンクな)フォトスポットもありました。営業時間は9:00〜21:00。
第1と第2ターミナルを結ぶ1階の通路部には航空グッズがずらりと並ぶショップもあります。本格的なスケールモデルや雑誌、オモチャ類も充実。
パイロットの制服を模した子ども向けのTシャツなど、お土産にもピッタリなアイテムも。
第2ターミナル2階には航空関連の展示・教育施設も。737とA320の本格的なフライトシミュレーター(有料)を備えた体験施設もオープンしていました。

台湾料理を堪能できる、第2ターミナルのフードコート

 そんな館内散歩をしていると当然、お腹も減るというもの。第1、第2の両ターミナルに飲食店がありますが、手軽に利用できるのは第2ターミナルのフードコートでしょう。また、いわゆるレストランスタイルの店舗がメインの第1に対して、第2はテーブル・椅子を各店舗で共有していますから、友人や家族と一緒に訪れても、各々で好きなモノを食べられるというメリットもあります。ちなみに、今回は食欲旺盛な編集担当と一緒の訪台・空港探訪で、ボリュームはもちろん、本格的な台湾料理を2人で満喫できました。

愛らしいキャラクターたちが迎えてくれる“台湾美食”と銘打った第2ターミナル2階のフードコート。お財布に優しいのもありがたいです。
こちらは「二師兄 肉羹專賣店」の「豚肉とろみスープとルーローハンセット(約850円)」。スープやご飯類の単品も充実しています。
「山海豆花」の「タピオカ入り豆花(トウファ)」。ほのかな甘みと舌ざわりなめらかな豆花、タピオカの弾力がクセになります。お値段は400円ほど。
「COMEBUY」の「タピオカミルクティー(約300円)」。コクのあるミルクティーとしっかりした甘さが、散歩で疲れた体に沁みます。
「林翠華 養生饅頭」は、まんじゅう生地の美味しさが印象に残りました。肉まんのほか、あんまんや野菜まんじゅうなどバリエーションも豊富で、1つ200円ほど。

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手軽なグルメにそそられて、夜市や街中をぶらり。これぞ台北旅の醍醐味