KLM、客室乗務員のスニーカー着用OKに

　KLMオランダ航空は客室乗務員の制服規定にスニーカーを採用することを決定し、5月6日より正式に運用を開始した。現行の制服規定のフットウェアに新たにスニーカーも取り入れ、乗務中の疲労を軽減して業務環境の向上を図る。

　同社は航空業界でユニフォームとしてのスニーカーという選択肢が広がりつつあることを受け、自社においてもより働きやすい職場環境とサステナビリティの推進を図る施策の一環としてスニーカーの導入を検討していたという。昨年同社で実施されたテストプログラムでのスニーカー着用により乗務員のウェルビーイングの向上が認められたため正式に採用する運びとなった。

　スニーカーはパンツスーツと併用し、オランダ発のフットウェアブランド「Filling Pieces」デザインの公式モデルを用意。デザイン規定に沿ったものであれば私物のスニーカーの着用も認められるという。