ニュース

「JALふるさとアンバサダー」、2026年度の活動スタート。新任CA 6名が着任

JALの「ふるさとアンバサダー」が2026年度も始動。新たに6人の客室乗務員(CA)が各地に着任。それぞれの地域に移住をし、魅力発信に取り組む。

文:多和田新也(編集部) 写真:多和田新也(編集部)
X Facebook LINE

 JALが取り組む、地域活性化や地域課題の解決を目指す「JALふるさとプロジェクト」。その重要な役割を担っているのが、CA(客室乗務員)が現地に移住して、支店に勤務しながら活動する「JALふるさとアンバサダー」だ。2020年の活動以来、さまざまな活動を実施してきた。

 2025年度は、2025年4月時点で26名体制(海外のアンバサダーGLOBALを含む)で活動をスタート。期間中にJAC(日本エアコミューター)や、新たな地域のCAとの入れ替わりもあり、のべ29名のCAが活動に携わった。

 そして、2026年度もこの活動を継続。2026年度はアンバサダーGLOBALを含めて23名体制でスタートする。4月9日にはJAL本社で、2026年度の新任スタッフが集まり、JAL執行役員でソリューション営業本部の副本部長を務める西原口香織氏と着任オリエンテーションを行なった。

JAL 執行役員 ソリューション営業本部 副本部長の西原口香織氏。
新任のJALふるさとアンバサダー6名が、西原口氏との着任オリエンテーションを実施。

 2026年度の新任アンバサダーは、水上みのり氏(北海道支社)、肥後るみ氏(東北支社)、西山沙甫氏(中部支社)、菅原珠望氏(西日本支社)、久我とも子氏(九州支社)、藤本真緒氏(大分支店)の6名。

2026年度の新任アンバサダー。左から、肥後るみ氏(東北支社)、久我とも子氏(九州支社)、水上みのり氏(北海道支社)、西山沙甫氏(中部支社)、藤本真緒氏(大分支店)、菅原珠望氏(西日本支社)。

 このうち水上CAは、2020年の地域事業本部でJALふるさとプロジェクト立ち上げの際に携わったという。現在は管理職(統括マネジャー)となり、ふるさとアンバサダーとして着任。プロジェクトの意図を深く理解している人物の参加と言えるだろう。

 その水上CAは、生まれ故郷である北海道支社に着任。「札幌中心部は都会ですが、少し電車で離れれば白樺があり、キツネやクマに遭遇するような日常があります。スニーカーで出勤してオフィスでヒールに履き替える。そんな生活の中で、北海道の『伸びしろ』を再発見しています」と北海道の魅力を紹介。

 今後は、ソムリエ資格を活かした北海道ワインの魅力を伝える活動や、2027年からJR北海道と共同で運行する観光列車「赤い星」のツアーについても触れ、「弊社のスタッフがアテンダントとしての研修を受けているところです。鉄道と航空、それぞれの強みを活かした新しい旅を、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と語った。

自身が立ち上げにも関わった、JALふるさとアンバサダーに初めて着任する水上みのりCA。「北海道を盛り上げる活動に携われることがうれしく、誇りに感じている」と語る。

 大分支店に着任する藤本CAは、新任アンバサダー唯一のJ-AIR所属CAだ。「出身は兵庫県で、大分については勉強中です。アンバサダーに応募したきっかけは、伊丹=大分路線の就航30周年記念で、機内販売商品の撮影のために大分を訪れたことでした。その際に広大な自然を感じ、たった1日で大分の虜になってしまいました。『ここに住んでみたい』という気持ちが強くなり、思い切って応募しました。 実際に住んでみると人の温かさ、美味しいものもたくさんあり、すでに毎日を楽しんでおります」と、出身地ではない大分県の魅力にはまっている様子だ。

 大分県の魅力は「とにかく人が優しい」という。「空港から市内へ向かうバスの運転手さんが、プラスアルファの情報を丁寧に教えてくれたことに驚きました。この人の温かさこそが地域の魅力だと感じています」と実体験を交え、その魅力を語った。

J-AIR所属で大分支店に着任する藤本真緒CA。「大分で発見した魅力的な食材やお酒を届け、それをきっかけに大分へ足を運んでもらえるような流れを作りたい」と話す。

関連リンク