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スターラックス航空のエアバスA350-1000が就航。初便は成田へ!

台湾の新鋭、スターラックス航空。これまでエアバスA321neo、A330-900、A350-900でネットワークを急拡大してきた同社に、最新・最大の機材となるA350-1000がやってきた。

文:ウォレンス雄太(本誌編集部) 写真:ウォレンス雄太(本誌編集部)
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成田空港62番スポットへと到着するスターラックス航空A350-1000の初便、JX802便。

 スターラックス航空は2月10日、エアバスA350-1000の運航を開始。初便は台北発成田行きのJX802便となった。

 2020年に運航を開始して以来、ラグジュアリーさを武器に急成長してきたスターラックス航空。ワイドボディ機も就航当初から積極的に導入し、これまでエアバスA330-900とA350-900を、ナローボディ機のA321neoとともに運航してきた。そして今回加わったのが、A350-900の長胴型であるA350-1000だ。

 スターラックス航空は2018年にA350-1000を12機発注していたが、2019年11月にこのうち4機をA350-900へと変更。しかし2025年6月に10機を追加発注し、現在では18機の導入を計画。2031年までに順次受領する。A350-1000はA350-900と比較して航続距離が長いため、台北からアメリカ東海岸への直行が可能となり、勢いに乗るスターラックス航空の北米・欧州ネットワーク拡大に貢献するだろう。

機体後部に大きく描かれた「1000」の文字で、A350-1000であることをアピール。
出発前、記念撮影に応じてくれた台北行きJX803便のクルー。なお冬季の成田線は風の影響で、クルーは成田で入れ替わる。

 機内は定評あるA350-900と同じシートを採用。個室タイプのファーストクラス4席とビジネスクラス40席、そしてプレミアムエコノミークラス36席、エコノミークラス270席の計350席を装備する。

 スターラックス航空のA350-1000初号機となった登録記号B-58551は、現地時間1月5日にフランスのトゥールーズにて受領。張 國煒 会長自らが操縦桿を握り、翌6日に本拠地である台北・桃園国際空港に到着した。その後は1月30日から2月6日までシンガポールに赴き、シンガポール・エアショーにて展示。そして2月10日、成田線のJX802・803便の往復で晴れてデビューした。今後はアジアや北米路線へ投入が予定されている。

 日本路線を順調に拡大し、現在は12都市・17路線(定期チャーター便・就航予定路線を含む)で乗り入れるスターラックス航空。8月1日には初のヨーロッパ路線として台北=プラハ線に就航するなど、台北から先の乗り継ぎネットワークも着実に増えている。A350-1000でさらに進むであろうスターラックス航空の成長から目が離せない。

出発時にはスターラックス航空のスタッフや、ハンドリングを担当するJALグループのスタッフが横断幕を掲げて乗客を見送った。
B-58551は15時52分に62番スポットからプッシュバック。16時12分にRWY16Rから離陸し、台北へと向かった。

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