羽田空港のJAL M2格納庫内で退役整備を受けるJA732J。既に塗装は真っ白となり、3月初旬のフェリーアウトに向けた準備が進められている。
JAL M2格納庫全体を俯瞰する。奥には現役で運用されている777-300ER・登録記号JA736Jの姿も確認できる。
今回の退役整備に伴って交換されたランディングギア(メインギア、ノーズギア)と、搭載されているゼネラル・エレクトリック製GE90-115Bエンジン。
ファーストクラス部分。座席の基盤となる部分は大半が残されているが、各シートの随所で部品が取り外されている様子がうかがえた。
ビジネスクラス部分。こちらも座席は概ね残されているが、一部装備品が取り外され、それらは他機での再利用が予定されている。
プレミアムエコノミークラス部分。ここでは座席背面のカバーがすべて取り外された状態となっていた。
座席本体が残る他クラスと比べ、エコノミークラスは一部を除き、ほぼすべての座席が撤去されていた。撤去による機体重量の変化を踏まえ、今後の整備作業では重量バランスの計算などが行なわれ、フェリーフライトに備える。
JA732Jのコクピット。重量バランスの計算やエンジンランナップなどを行なうため、ND(Navigation Display)を中心に、通常運航時とは異なる表示となっている。
各ギャレーに設置された電子レンジなどの装備は、そのままの状態で残されている。
今回JA732Jの退役整備を担当し、取材陣への解説も行なった和田雅洋さん。整備一筋36年目を迎えるベテラン整備士だ。
L1ドア上に位置する機番プレート。ここから製造初号機であることを直接確認することはできないが、2002年12月14日にロールアウトし、2003年2月24日に初飛行を行なった正真正銘の777-300ER初号機だ。
TOPニュース塗装も機内もすっきりした、元「oneworld」のトリプルセブン。羽田で退役整備が進むJAL 777-300ERの姿に密着!