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ANAケータリングサービス、2025年の機内食レシピコンテスト後半戦「和食・製パン部門」を開催!

ANAグループの機内食を担うANAケータリングサービスが、機内食レシピコンテストを開催した。10月に開催された「洋食・製菓部門」に続いて、「和食・製パン部門」の最優秀賞が決定した!

文:柏 博幸 写真:柏 博幸
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最優秀賞に輝いたお二人。和食部門は川崎工場和食調理部で入社1年目の、大高夏実さんの「海鮮釜めし風丼」(右)。製パン部門は羽田工場ペストリー部、髙浦直樹さんの「モカナッツミルク」(左)。髙浦さんは「お客様が第一なので、これからも胸を張ってお客様にいいものを提供できるように頑張りたい」と今後への意気込みを語った。

和食部門は「丼メニュー」、製パン部門は「菓子パン」をテーマに創作

 12月17日、ANAケータリングサービス(ANAC)成田工場にて、「第11回 ANAケータリングサービス レシピコンテスト 和食・製パン部門」が開催された。このコンテストはANAC調理部門の人材育成および教育訓練の一環として2014年から社内で実施されているもので、今回は去る10月に開催された「洋食・製菓部門」の後半戦とも呼べる「和食・製パン部門」。参加者は設定原価を考慮しつつ、テーマに沿って自ら考案したメニューを競い合う。

 和食部門のテーマはファーストクラス、ビジネスクラス相当の「丼ぶり」メニュー。製パン部門のテーマは「菓子パン」で、チョコレートの使用を不可とすることにより「飛車落ち将棋」とした。

 和食6名、製パン5名のファイナリストには各5分のプレゼンタイムが与えられ、約20名の審査員による試食と質疑応答で「説明(料理の魅力が伝えられているか)/見栄え/アイデア・オリジナリティ/美味しさ/食材原価(原価以上に満足感があるか)」の5項目が評価される。

11名のファイナリストと審査員各位。毎回レベルの高い争いとなる本選も、常にお客様へのサービス精神と共にある。
審査員は料理の説明を聞きながら試食。各人からテンポよく質問が飛び出し、あっという間に5分間が過ぎていった。

和食部門の栄光は、入社1年目のルーキーに!?

 最優秀賞に輝いたのは、和食部門が川崎工場和食調理部、大高夏実さんの「海鮮釜めし風丼」。製パン部門は羽田工場ペストリー部、髙浦直樹さんの「モカナッツミルク」。

 お二人ともキャリア入社ではあるものの、和食部門の大高さんはなんと入社1年目。大高さんは色々な方の協力で優勝できたことを感謝し、髙浦さんは「みんな本当に美味しかったので、正直優勝できるとは思っていませんでした。逆にそれで力が抜けてちょっと気楽に行けたのが良かったのかなと思います」と勝因を考察した。

出場者は5分間のプレゼンテーションで料理に込めた想いを説明した。料理と向き合うことで、料理への新たな発見もあったに違いない。
彩り豊かな「海鮮釜めし風丼」は吸い地(だし)を入れればお茶漬け風にもなり、二度楽しめる。
コーヒーの苦味とナッツの香ばしさに、濃厚なミルククリームが重なり合う「モカナッツミルク」は、コーヒーとピーカンナッツを練り込んだ2種の菓子パン生地を編み込んで成形している。しっとりとした口当たりの良さも魅力のひとつ。

 本選では、和食の「炙り牛ほほ肉と時雨煮の和風丼」や「比内地鶏のつくね丼」、「三元豚低温煮込み 和ポテサラのこがし味噌ご飯~漬け卵黄とリンゴを添えて~」、「蟹と芹の餡かけ丼」、「黒豚と九条葱の山椒カレー丼」と、製パンの「干し柿クリームとシナモンのキューブパン」や「チャイティー・マロン」、「和風クロフィン」、「フロランパン」が優勝メニューとともに腕を競った。

和食部門のテーマは「丼物」。機内食として提供される盛り付け例の丼ぶりと、自由盛り付けの例とがセットで展示され、見た目も美しく会場を飾った。
製パン部門のテーマは「菓子パン」。チョコレートを使わないという制限のなか、参加者たちは知恵を絞ってパン本来の美味しさはもちろん、デザートとしても提供できるメニューを創作した。
本選は、「ANAクラウンプラザホテル成田」の隣にあるANACの成田工場で行なわれた。