福岡からJL306便として到着し、JL909便として出発するエアバスA350-900の作業にあたる、電動のトーイングトラクター、ベルトローダー、ハイリフトローダー×2台。
電動ハイリフトローダー。TREPEL社(ドイツ)製の「CHAMP 70Se NEO」。
リチウムイオンバッテリー(青い部分)。
電動ベルトローダー。EINSA社(スペイン)製の「CEA14」。
JALロゴの入ったパネルの中にリチウムイオンバッテリーを搭載している。
プラグはアメリカンロック。200V/60Aの電源に接続するだけで、車両に搭載された充電器を介してバッテリーへ充電できる。
3番スポット搭乗橋の付け根に日本空港ビルデングが整備した電源設備が設置されている。
充電時はリールに巻かれたハイリフトローダーの電源ケーブルを延ばす。
電源に接続するだけでチャージが可能。
9番スポットでのターンアラウンド後に再度充電した際のハイリフトローダーの充電容量。15%ほど使用したことが分かる。
実際に電動ハイリフトローダーが作業していても、見た目は普通の作業と変わらない。
GSE車両が稼働しても非常に静かなことで、電動車両が使用されていることを実感できる。
JALが3月以降の導入を予定しているリモコン式トーバーレストラクター。Mototok社製の「SPACER 8600」シリーズ。
このリモコンでラジコンのように車両を操作してプッシュバックする。
TOPニュースJAL、電動GSE車両のみによる荷物の積み降ろし作業を公開