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JAL、GREEN×EXPO 2027特別デザイン機のデカール領収検査を実施

JALは2027年開催の「GREEN×EXPO 2027」に協賛し、11月より特別デザイン機を就航する。就航に向けて機体に貼付するデカールが納品され、航空機のパーツとして品質を満たしているかを確認する領収検査が実施された。

文:多和田新也(編集部) 写真:多和田新也(編集部)
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JALが11月に就航するGREEN×EXPO特別デザイン機のデカールを受領。領収検査が実施された。

 領収検査とは、航空機に取り付ける前のすべての部品に対して行なう検査だ。航空機に貼られるデカールも、安全品質を満たしたものだけが使用可能な航空機のパーツである。

 この領収検査では、JALから制作依頼をかけたものが仕様書のとおりに制作され、納品されているかを確認する。山田氏は「高さや長さ、デザインされている文字、色や形が間違ってないかを確認し、仕様書に合致してるかを確認して合格を出すことになる」と説明。

 過去にはアルファベットが入れ替わっていたり、数字が異なっていたりする不具合もあったそうだ。誤った状態で領収してしまえばJALにとって損失になるし、そのまま機体に貼られてしまってはさらに大ごとになる。領収検査で合格することでJALが保有するパーツとして扱われることになる関門なのだ。

 デカールはいかに大きなデザインであっても決められたサイズごとに分割されており、その1枚1枚が個別のパーツとして扱われる。デザインが作られ、どこで分割するかも、見映えや安全性などに関わるノウハウだという。

格納庫に並べられたGREEN×EXPO特別デザイン機のデカール。
GREEN×EXPO 2027特別デザイン機ではスリーエム(3M)のデカールが使用されている。
今回の領収検査を実施した株式会社JALエンジニアリング 部品サービスセンター機装品整備部 機体部品課の山田雄士氏。領収検査は、JALが受領する機体とエンジン以外のすべての航空パーツを検査する重要な役割を担う。

 今回の検査は2人で実施されており、まずは格納庫に並べられたデカール1枚1枚の番号を読み上げながら突き合わせを実施。続いて、仕様書と照合しながら文字やイラストに誤りがないかを入念かつ手早くチェックしていった。

 今回のデカールの規模では、検査は30分弱で完了する。仕様書どおりであることが確認され合格となると、タグと保管温度のカテゴリを示すシールが貼られて検査は終了となる。

 GREEN×EXPO 2027特別デザイン機は11月の就航が予定されている。デカールの準備も整い、後日、実機に貼付作業が行なわれることになる。まだ就航日などは発表されていないが、水面下での準備は着々と進んでいる。

1名がパーツナンバーを読み上げ、もう1名が正しいかを確認しながら突き合わせをしていく。
デザインなどが正しいか、仕様書を見ながら1枚1枚デカールを確認する。
枚数が多いだけに手分けして確認を進めていく。
検査に合格したデカール(パーツ)にタグと保管温度のカテゴリを示すシールを貼付する。
貼られたタグなど。保管温度のカテゴリBは、20~27℃での保管を示す。
GREEN×EXPO 2027特別デザイン機のモデルプレーン(スターボードサイド)。
GREEN×EXPO 2027特別デザイン機のモデルプレーン(ポートサイド)。

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