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空港制限区域内における運転資格の制度改革。成田空港で全国初運用

成田市とJALグループの提案により実現した、制限区域内における外国人の運転資格に関する新制度が、全国に先駆けて成田空港で開始された。

文:本誌編集部
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 成田市とJALグランドサービスが2023年に共同提案した国家戦略特区に関する規制緩和を契機として、国内空港の制限区域内における運転資格制度の改革が実現した。これを受け、2025年12月1日から、全国に先駆けて成田空港で新制度の運用が開始された。

 ジュネーブ条約未締結国で自国の運転免許を保有する外国人材が日本の運転免許取得や切り替えに時間を要し、即戦力化の妨げとなっている背景がある。新制度では、事業者による知識・技能研修を受けた後、自動車教習所による運転能力の評価、さらに空港管理者が実施する講習・試験に合格することで、日本の運転免許の切替えを行わずとも運転が可能となる。

 今回の制度改革は、国の関係規定が整備されたことで、特区に限定されない全国一律の制度改正として実現した。成田市とJALグループは、本制度を通じて安全性を確保しつつ、育成期間の大幅な短縮を図り、拡大する航空需要に対応していくとしている。