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世界が信頼を寄せる「WAB」の“運航支援”、その原動力として働く
対応力が威力を発揮する成田空港で見た“WABのシゴト”
取材当日、3機を迎えたカーゴジェットのフライト
WABは成田や羽田、関西、中部、新千歳といった国内主要空港を中心に、各種運航支援事業を展開している。なかでも成田空港には大規模な支店が置かれており、24時間昼夜を問わず、さまざまな外国航空機に対して各種サポート業務を提供している。
本取材では、日本における総代理店を務めるアメリカの航空貨物大手カリッタエアのほか、カナダに本拠を置くカーゴジェット、欧州を拠点とするマグマ・アビエーションの航空貨物3社におけるオペレーションを撮影すべく、2日間にわたりWABのスタッフに密着した。
まず、1日目の日中時間帯にはカーゴジェットの到着と出発が続いた。「貨物便はスケジュール通りにはならないことも珍しくありません」とは犬塚氏の言葉だが、成田空港へ定期的に飛来するカーゴジェットながら、通常のスケジュールよりも多い3機が飛来。最初の1機は杭州発バンクーバー行きのボーイング767-300BDSF(C-FMAJ)で定刻より早めの到着であった。
同機をはじめ、カーゴジェットは給油とクルーの交代を成田で実施するため、その発着に関わる運航支援業務をWABが全面的に担う。到着時の地上支援車両(GSE)の手配などをグランドハンドリング会社に、給油作業を燃料会社に手配するほか、クルーのエスコートやサポートはWAB自身が担当しており、シップサイドでは、移動用のワゴン車で降機したクルーを出迎えた。
その後も、バンクーバー発上海行きが昼前に、豪ダーウィン発の臨時便が午後に到着。順次、担当スタッフがクルーのサポートを行なっていたほか、クルー用機内食の用意、必要に応じて飲料水の給水やラバトリーサービスなども手配する必要がある。
小野紘之介さん
「飛行機が好きで、学生時代にはよく写真も撮っていたほどです。教職の道を考えていたのですが、兄が航空会社に就職したことがきっかけとなり、この業界を目指しました。また、学生時代はグランドスタッフとして空港での接客に携わった経験があり、WABで働く飛行機好きな知人から業務内容を聞き、興味を持ったことで挑戦することを決めました」と、小野さんは入社の経緯を語る。こうして2025年に新卒採用され、半年ほどが過ぎた現在だが、すでに担当するカーゴジェットではスーパーバイザーとして現場に立っている。職種の別なく、航空機の運航に携わるということは相応の責任が伴うが、不安などはなかっただろうか。
「WABは航空業界出身のプロフェッショナルが多く、日々の業務で疑問に思うことも、先輩たちが丁寧に教えてくれます。一方でメールでも運航の現場でも英語でのコミュニケーションが基本になるので、語学学習には積極的に取り組んでいます。この仕事では燃料の手配など、飛行の安全に関わる部分にも携わるので、自分で独自のチェックリストを作成することでもミスのないよう心がけています」と、細やかな努力でさらなる成長を目指している。さて、WABで社会人としての第一歩を踏み出した小野さんだが、同社での働き甲斐を次のように続ける。
「給与は水準以上ですし、有給休暇も取りやすく、ワークライフバランスも充実しています。イレギュラー発生時は関係省庁への申請や税関、入管との調整、グランドハンドリングや機内食の調整などの対応で苦労することもありますが、無事に出発する機体を見送る瞬間には大きな達成感を感じます。なにより飛行機好きとしては、機体の近くで働けるこの仕事は本当に魅力的だと感じています」
強く結ばれているカリッタエアとの信頼関係
日本支社に代わる体制で支えてきた、カリッタエアの運航
3便連続のカーゴジェット対応を終えた後、夜には航空機ファンが思わず息を呑む大型機たちをWABのスタッフたちが迎えた。
午後10時頃に姿を現したのはカリッタエアのシカゴ発便、ボーイング747-400F(N766CK)。同機は元JA01KZ、つまり日本貨物航空における747-400Fの1番機というプロフィールで、日本とも縁のある機体だ。続いて、午後11時前には同じくカリッタエアのシンシナティ発便が到着し、こちらは就航間もないボーイング777-300ERSF(N779CK)による運航である。航空機ファンの目線でいえば、シンボリックな大型貨物機の共演。それも隣り合うスポットに並ぶ姿はまさに“圧巻” で、その運航に欠かせない存在がWABなのである。
カリッタエアの日本へのフライトに、日本支社に代わる“総代理店” として深く関与するWABは貨物の搭降載といった地上ハンドリングの監督業務のほか、こうした新型機乗り入れにあたっての航空局との調整、運航スケジュールの管理・調整、CIQ(税関・出入国管理・検疫)との調整、もちろんクルーのサポートも含めて、さまざまな業務を担当している。
クルーとの密なコミュニケーションも不可欠だが、コクピット内での確認作業においてもWABスタッフとの連携はスムーズで、クルーたちのリラックスした雰囲気から、WABの業務に対する万全の信頼を感じることができた。作業そのものも、実に手際良く丁寧なものだ。
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飛来した747チャーター機。送り出すWABの最前線
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