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1月31日に就航したANAの羽田=ストックホルム線。現在は週3往復の運航だが、現地の期待感は大きい。
スカイシティを挟んだ南側に位置するターミナル4。ストックホルム中央駅へのバスはここから乗車する。ターミナル5までは館内を通って移動できる。
アーランダ空港から北米の東海岸や欧州全域、アフリカ、アジアへの路線が就航している。欧州域内の乗り継ぎ利便性も高い。(C)Swedavia
商業エリアであるスカイシティ。正面の上層階はラディソンブルー・ホテル、通路を抜けるとクラリオン・ホテルとコンフォート・ホテルにアクセスできる。
広い吹き抜け空港となる中央のホール部分。ランプ側は一面のガラス張りとあって、明るく開放感に溢れる。周辺にはレストランやカフェ、ショップが軒を連ねる。
ターミナルビルの北東側に位置するターミナル5。ビル外観は極めてシンプルな佇まいだ。
航空会社のカウンターがずらりと並ぶターミナル5のチェックイン・フロアはレベル3に位置する。
チェックイン・カウンターの背後にある保安検査場。ファストトラックもあるが、筆者は一般レーンでも10分ほどで通過できた。
ターミナル5制限エリアの商業ゾーン。木材を使用した暖かみのあるインテリアが印象的だ。
スカイシティの座席エリアには木製のベンチが配される。ガラス張りでサンルームのようだ。
保安検査通過後のショッピングエリアには専門店や免税店が並ぶ。国際線利用者はこの後に出国審査なので、“時を忘れて…“とならないように要注意。
Sweshopではスウェーデン雑貨やお菓子、食品などが手に入る。赤い馬の置物はダーラナホースと呼ばれるスウェーデンの民芸品で、幸せを運ぶと言われる。
手軽な軽食レストランもバラエティに富んでおり、アジア料理のほか、メキシカンや中東系の料理を扱う店もあった。
スウェーデン料理のレストランでは、小エビがたっぷりのったオープンサンドなどもいただける。ただし、お値段は円安憎し…、というところ。
ゲートFエリアに面したカフェや通路からはエプロンエリアでの作業を間近に眺めることができる。
スカイシティが面するゲートCとゲートE間のランプ・エリアは現在工事中。完成が待ち遠しい。
ターミナル4のバス乗り場からは管制塔が見える。その左手に見えるのはクラリオン・ホテル、右手にはノルウェー・エアシャトルのオフィス。
スカイシティはショッピングゾーンとしてだけなく、チェックイン機や空港鉄道のチケット売り場&インフォメーションなどもある。
市内へ20分ほどでアクセスできる直通列車、アーランダエクスプレスの乗り場はターミナル2・3・4のアーランダ南駅とターミナル5のアーランダ北駅がある。10~15分間隔で運行されている。
チケットは自動券売機や、スカイシティのインフォメーションデスクのほか、アプリからも購入できる。
ロッカーはターミナル2と4、5にあります。筆者はターミナル5・レベル1のロッカーを使いましたが、中サイズの4輪のRIMOWAを1日預けて1,400円(100SEK)ほどでした。
ロッカーは預け入れ時のレシートに記載された暗証番号を入力すると開きます。日本語対応なので簡単に利用できました。支払いはタッチ決済対応で、現金がなくても利用できます。
空港見学会にも同行してくれたSwedaviaのマリーさん。コロナ禍を挟んで10年越しのプロジェクトとなった羽田=ストックホルム線開設にも尽力した、スウェーデン側の立役者でもあります。