緊迫する中東情勢…旅の予算で無視できない燃油サーチャージ(2026年4〜5月)
JAL、ANA、および那覇〜台北(桃園)線を運航する日本トランスオーシャン航空(JTA)は、2026年4月1日から5月31日までの発券分に適用する燃油サーチャージ(正式名称「燃油特別付加運賃」)を発表しています。
燃油サーチャージは、直近2か月の燃油価格と為替で決まるので今期は現状維持となりましたが、中東情勢によっては来期以降、大幅な値上がりが懸念されます。
適用期間:2026年4月1日(水)から5月31日(日)発券分まで
運賃額:日本発旅程 (金額は1旅客1区間片道あたり)
航空券を仕込むならいまのうち!?
JAL/JTAおよびANAは、2026年4月1日から5月31日の間に発券する国際線航空券に適用される燃油サーチャージを発表しました。
JAL/JTAの燃油サーチャージは、直近2か月間のシンガポールケロシン市況価格の平均に基づいて決定しています。今回の算定基準となる2025年12月〜2026年1月の平均価格は1バレルあたり84.26米ドルで、これに同期間の為替平均、1米ドル=156.27円を乗じたシンガポールケロシン市況の円換算額は13,166円となりました。これは自社ホームページでも公開している条件表では「Zone H(13,000円基準)」となり、前期から現状維持となります。
ANAも同様に、改定時点における直近2か月間のシンガポールケロシン市況価格の平均に、同期間の為替平均を掛け合わせた価格をもとに設定していますがこちらも現状維持で、もっとも高い欧米路線で1人片道あたり31,900円です。
それにしても気になるのは中東情勢ですね。このままの状態が続けば燃油価格に多大な影響を与えることは必至で、燃油サーチャージも大幅な値上がりが見込まれます。併せて需給バランスが崩れることで航空券そのものも路線によっては高くなる可能性がありますので、もし渡航の予定があるのであれば今期中に仕込んでおいた方がいいかもしれません。
航空券代だけなら、「世界一周航空券」(スターアライアンスおよびワンワールドが販売)が安いですが、利用するエアラインによって燃油サーチャージがかかるので、これからの夏休みなどで利用を検討されている場合は、やはり今期中の発券が良さそうです。
世界一周航空券については、当社より発行している『世界一周航空券バイブル』や『ビジネスクラスで行く! 50代からの世界一周旅行』で詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧になってみてください。