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香港には35mm版カメラの他にブローニー6×7判カメラも持ち込んでいた。このブローニーは空気が澄んだ晴れの日用。空港界隈でビルの上から突然現れるのを待ってシャッターを切るが、連写機能はなくワンカットのみ。現れたのは旧塗装のボーイング747だったのにちょっとがっかりしたのを覚えているが、いまとなっては貴重なカットだ。1996年
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新空港移転まであと2週間というときに近くの山に登り、そこから望遠レンズでアプローチを狙った。機首の真下に見えるVFRルームは管制塔だ。1998年
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空港のカーパーキング屋上から道路と街並みを入れたショットは、香港到着後カートのまま移動できる一番身近な撮影ポイント。まるでジオラマの様な絵が日常だった。1995年
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パイロットは赤白のチェッカーボードを目指して進入し、そこから左に機首を振って滑走路に合わせる。そのチェッカーボードヒルから右に旋回中の機体を捉えた。1996年
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チェッカーボードの手前で右に旋回を始め、正面のランウェイに合わせるために時折深いバンク角の機体も多く見られる。深ければ深いほど撮影側には嬉しい。1998年
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街中のビルの上に進入灯を発見した時には驚いた。世界広しと言えどおそらく啓徳空港だけだろう。フィルムゆえ、高感度の400で撮影するものの薄暮の機体を止めるには無理があり、あえてブラしてスピード感を表現した。1996年
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