ニュース

ROBO-HI、50~150トン級「超重量物無人搬送車」を販売開始

空港での自動運転レベル4実用化実績をベースに、最大150トン級の無人搬送を実現する。5/11より販売を開始した。

文:本誌編集部
X Facebook LINE
フラッドべッド型(左)、油圧リフト式輸送タイプ(右)。

 ROBO-HIは、超重量領域に特化した無人搬送ソリューションとして、新たに「RoboCar AGV 50T」「RoboCar AGV 100T/150T」をランナップに追加した。

 同社では人を介さず現場を完全に自律運用するAOS(Autonomous Operating System)「ROBO-HI OS」を展開しており、これまで空港制限区域内において「レベル4(特定条件下における完全自動運転)」の実用化を達成するなど、最大30トンまでの牽引に対応する「RoboCar Tractor 25T」を展開してきた。今回、それを大幅に上回る50トンから最大150トンまでの重量物を積載し、精密に搬送・配置できる新ラインアップをリリースする。

 世界のAGV(無人搬送車)市場の8〜9割は、3トン以下の軽量・中量級に集中している。一方で、造船、鉄道、航空機、大型発電機といった重厚長大産業では、10トンを超える超重量物の搬送が自動化の大きな障壁となっている。

ソリューションの特徴

・超重量級に求められる多層的な安全防護設計(全機種共通)
 人身事故が重大災害に直結する超重量搬送において、360度レーザースキャナ、バンパーセンサー、およびハードウェア直結の非常停止回路を統合。多層的な安全防護設計により、超重量領域における極めて高い安全基準を実現している。

・100トン超の搬送を実現するパワーと精密性(100T/150Tモデル)
・高精度な位置決め精度:走行精度±10mm(定位精度)を実現。さらにビジョン/機械ガイド補正(オプション)により、航空機や車体ラインの組立に直結する±1〜5mmの精密な位置決めを実現する。
・全方向移動:4〜16輪以上の多輪独立ステアリング駆動を採用。その場旋回や横移動が可能で、頭上クレーンに依存していた工程を完全に置き換える。

・自律運用OS「ROBO-HI OS」による統合管理(全機種共通)
・単なる車両の提供ではなく、複数台の最適ルーティングや、現場スタッフ、既存の生産管理システム(MES)・倉庫管理システム(WMS)とのシームレスな連携を「頭脳」であるROBO-HI OSが一括制御し、施設全体の最適化を実現する。

製品ラインナップ。

関連キーワードもチェック!

関連リンク