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ベトジェット タイランド、新機材や新路線をプレゼン。さらにタイ観光の最新情報も!

2014年に設立されたベトジェット タイランドは、ベトジェットの子会社としてバンコクを拠点に運航するLCCだ。タイ国内11路線に加え、アジア太平洋地域の都市へネットワークを広げている。
同社は2026年2月に成田=バンコク線を開設。これを機にタイ国政府観光庁とともにセミナーを開催し、タイの最新観光情報や、同社の路線・機材などの特徴を紹介した。

文:本誌編集部 写真:本誌編集部
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ベトジェット タイランドを利用しての目的地、タイを楽しむために知っておきたいこと

 ベトジェット タイランドは、2月2日に成田=バンコク(スワンナプーム)線の運航を開始。これを機に、同社とタイ国政府観光庁は3月3日、東京都港区の国際機関 日本アセアンセンターにて、旅行代理店やメディアに向けてセミナーを開催した。タイの観光情報に加え、同社の魅力を旅行代理店に改めてプレゼン。さらにタイと日本をつなぐ架け橋として協力してほしいと呼びかけた。

 冒頭には、タイ国政府観光庁 東京事務所のセークサン スィープライワン所長が挨拶。「先月、バンコクと成田を繋ぐ新規路線が開設しました。この路線がタイと日本の架け橋になり、2か国の関係がより強固になります。ベトジェット タイランドでは、バンコクはもちろん、バンコクから以遠の目的地へ旅をすることもできます。バンコクのほか、それ以外の目的地を組み合わせたパッケージツアーも可能になるのではないでしょうか。ぜひ一緒に成田=バンコク、バンコク以外の目的地を販促してまいりましょう」と力を込めた。

プレゼンを行なうタイ国政府観光庁 東京事務所のセークサン スィープライワン所長。

 続けて、タイ国政府観光庁 東京事務所 マーケティングマネージャーの藤村喜章氏が登壇。タイの渡航者状況や基本情報、新しいスポットについて説明した。

 日本からタイへの渡航者は、2月と8月が最盛期となるそうで、学生やファミリー層、シニア層、そしてゴルフを楽しみに訪れる人が多数という。2025年の日本からタイへの渡航者数は109万人。タイから日本への渡航者数は125万人で、インバウンドの需要が高い傾向にある。タイの基本情報として、日本との時差は2時間。熱帯性気候のため暑い日が続き、暑期の3月中旬〜5月は37℃、雨期の6月〜10月は32℃、11月〜3月上旬は27℃が平均気温となっている。比較的過ごしやすい11月〜3月上旬が本シーズンとなり、やはり旅の狙い目はこの時期だろうか。

タイ国政府観光庁 東京事務所 マーケティングマネージャーの藤村 喜章氏。

 藤村さんは旅行代理店に向け、「旅行者が旅程を考える際のアドバイスや、ツアー造成のヒントとして、5つのテーマを取り入れてほしい」と語る。①タイ料理/MUST TASTE、②エンターテインメント(祭りやイベント)/MUST SEE、③新しい見どころ/MUST SEEK、④アクティビティ(スポーツやローカル体験)/MUST TRY、⑤ショッピング(タイブランドやローカルマーケット)/MUST BUY。「これらのテーマを軸に、タイの魅力をぜひ発信してほしい」と呼びかけた。個人で旅程を組む際にも、参考となるテーマとして頭に入れておきたい。

新スポットの紹介では、4つのスポットが挙げられた。以下に箇条書きで記す。

「ディップ・バンコク」…2025年12月21日に一般公開された、バンコク初の国際現代美術館
「セントラル・パーク バンコク」…2025年9月4日に誕生した、総延床面積13万㎡を有する最新の商業施設
「ソンワート通り」…若い世代による古民家再生がテーマの通り。カフェやレストランが多く集まる
「タラートノイ」…多彩なウォールアートを見ることができるエリア

新たなスポットを知るほどに、ますますタイを訪れてみたくなる。

最後に、タイ観光のプロとしての視点からこう総括した。「バンコクが少し割高と感じる方には、ウドーンターニーやコンケーンがおすすめです。基本的に電車は交通系電子マネーのタッチで利用できます。バンコク都市部はもちろん、地方へも鉄道で移動できます」。

タイ旅行の目的地として、まず人気のバンコクを訪れてみたいという人は多いだろう。しかし、さらにタイの魅力を味わうなら、地方にも足をのばし、まだ知られていないスポットを開拓してみたい。郊外を訪れることで、自分だけの特別な場所に出会えるかもしれない。

ベトジェット タイランドの利便性や路線、機材などの基本情報を確認しよう

 続いて、ベトジェット タイランドの日本総代理店 株式会社ワールドコンパスから、ベトジェット タイランドの説明がされた。説明の前に、本社より来日した、販売・流通マネージャー アヌッチャイ・ペットキアオ氏より挨拶。「今年はベトジェット タイランドにとって非常にエキサイティングな年になります。日本路線がどんどん広がりますので、今後ともサポートのほどよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

ベトジェット タイランド 販売・流通マネージャー アヌッチャイ・ペットキアオ氏。

 ベトジェット タイランドは、バンコクからチェンマイという人気観光都市や、プーケットやクラビーなどのリゾート地のほか、ウドーンターニーやハジャイ、コーンケーン、ウボンラーチャターニー、スラーターニーといった郊外へも運航している。「バンコクからその先へ」は、今回タイ国政府が推進しているテーマであり、日本からバンコク、そしてその先の目的地もチェックしておきたい。

 スカイコネクションとして「スルーチェックイン」を用意しており、国際線でバンコクを経由して4都市(ダナン・ムンバイ・カルカッタ・フーコック)に行く場合、バンコクで一度荷物のピックアップは不要となる。出発地で最終目的地の搭乗券とバゲージタグが渡され、手荷物は最終目的地まで預けることが可能。さらにバンコクでの入国審査は不要となる。帰りも同様で、出国手続きは出発地の空港で完了。バンコクを経由する際は、国際線の乗り継ぎエリアにそのまま進むことができる。

 ベトジェット タイランドは、2026年2月2日の成田=バンコク線に加え、2月3日に関西=バンコク線を開設している。新路線のスケジュールは、成田=バンコクはデイリー運航、関西=バンコクは週4日で、火・木・土・日曜に運航。目的地はどちらもスワンナプーム空港だ。成田空港は第2ターミナルを、関西空港は第1ターミナルを使用しており、チェックインはそれぞれ3時間前までの受付となる。

2月に新規開設した2路線を含む、2026年の夏スケジュール。

 成田=バンコク、関西=バンコクの両路線には、どちらもボーイング737-8が投入されている。すでに投入済の福岡=バンコク線や、関空=チェンマイ線をはじめ、ほかの日本路線にも順次投入される予定だ。
 現在まで737-8を8機納入しており、これまでの主要機材はエアバスA320とA321だが、順を追って更新していく。737-8の座席は、全189席の3-3配置。燃料は、持続可能な航空燃料(SAF)の活用も進めている。

 このほか、予約方法や運賃形態、アンシラリーサービスについても説明された。日本語でベトジェット タイランドの情報が知りたいときは、ワールドコンパスのインフォメーションサイトを確認しよう。

 最後に、株式会社ワールドコンパス 代表取締役社長 根来勇人氏が挨拶。「ご存じのとおり、日本のアウトバンドはコロナ以降なかなかに伸び悩んでいます。旅行会社のみなさんも切実にアウトバンドを増やしたいという気持ちはあると思います。我々としてもできるかぎりみなさまのサポートをしながら、タイへの渡航を増やしていきたいです」と、日本人の海外旅行への関心を高めるために、協力してほしいと呼びかけた。

株式会社ワールドコンパス 代表取締役社長 根来勇人氏。

 今回のセミナーでは、タイ観光はもちろん、ベトジェット タイランドの魅力を再認識することができた。先日、同社と同じLCCのタイガーエア台湾を取材した。エアラインのコンセプトをしっかり感じることができ、フライトの中で、乗客のニーズにあったサービスを十分に発揮していた。ベトジェット タイランドも、LCCとしてどのようなフライトを提供しているのか気になったので、タイへ行く際はベトジェットを利用してみたいと強く思った。

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