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関西空港で出発準備中のA350。「たぬき顔」とも言われる機首部分が特徴的です。キャセイの塗装もとてもよく似合っていますね。
当日は停滞前線が本州の南に位置し、低気圧の通過もあって関西空港は雨模様でした。高気圧の縁にあたる先島諸島や台湾には湿った空気が流れ込みやすく、積雲系の雲の発生も予想されます。
気象庁HP
より
地上天気図からも判断できるとおり、沖縄から西では雨雲が発達していて、フライト後半は揺れると思われます。
Image Source –
www.ventusky.com
関西空港の国際線出発エリアは、空港にいることを忘れさせるような贅沢な空間に生まれ変わっています。
19番ゲートには早発の案内が。ゲート入り口からも遥か先まで見渡せる構造は関西空港ならではですね。
客席から前方を見たところです。大型のOHS(手荷物収納棚)や明るい照明が新型機であることを印象付けます。
A350の特徴である液晶表示のシートベルト着用サイン。初めて見た時は驚いたものです。
大型の個人用画面ではこのようにパイロット気分を味わえる表示も。地形や都市名も表示され、雲中飛行でも楽しめます。
国際線の楽しみのひとつは機内食ですね。会社ごとに特徴があるのも面白いところで、今回はまさにイギリスの朝食そのものという雰囲気のメニューを選択しました。
香港への到着直前には不自然な航跡が。おそらく混雑によるものでしょうが、自分がフライトしたルートを機内で1人ずつ選択して見られるというのもひと昔前では考えられなかったことです。
今回の飛行ルートを、フライト後にFlightradar24で確認。その航跡からもパイロットの苦心が見て取れます。
Image: Courtesy of
Flightradar24.com
※赤字は編集部で加筆
キャセイのA350に装備される機首カメラの映像です。パイロット的には結構前が気になるフェーズで、着陸間際のこの映像は特に私のお気に入りです。
到着して入国審査に向かう通路。窓から見える航空機や施設案内サインからも外国を感じ取ることができます。
香港の空港はとても広く、開放的です。旅のワクワクが感じられる、そんな場所ですね。少し立ち止まって空港を行き交う人々を眺めるのも面白いと思います。
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