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八甲田の麓、青森の自然と文化が息づく 青森空港

【連載】ニッポンの空港

文:村田尚之
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2019年(暦年)には岡山、秋田に次ぐ17位、約125万人の旅客数を記録した。
2019年(暦年)には岡山、秋田に次ぐ17位、約125万人の旅客数を記録した。3階建てのターミナルビルは5本の搭乗橋を備える。市内中心部まではバスで35~40分ほどでアクセスできる。

2019年にリニューアル工事完了

 日本百名山のひとつであり、豪雪地帯として知られる八甲田の麓に位置する青森空港。1,200mの滑走路を持つ空港として1964年に開港したが、立地の問題や就航機材の大型化を受け、移転や数度の拡張が行なわれている。
 旧空港の南側に建設された現青森空港は1987年に供用を開始。滑走路は中型機に対応した2,000mであったが、現在は3,000mまで延伸されている。ターミナルビルも国際線施設の追加や国内線の増築などを行なったほか、2019年にはリニューアル工事も完了、豊かな自然や地域の文化を感じさせる和モダンな空間となった。また、3階の送迎デッキは撮影環境も良く、大岳を主峰とする八甲田の山々が望める。
 国内航空会社はJAL、ANAのほか、FDAが乗り入れている。羽田便はJALのみだが、新千歳と伊丹はJAL、ANAの両社、さらに小牧と神戸にはFDAが就航しており、北海道から関西までカバーするネットワークを擁している。

青森空港 DATA

青森空港 DATAAOJ/RJSA

標高:198.1m
面積:241ha
運用時間:7:30-22:00
滑走路:RWY06/24(3000×60m)
着陸回数:2018年度 8千3百回(国内8千回・国際345回) 2019年度 8千4百回(国内8千百回・国際272回) 2020年度 4千7百回(国内4千7百回)
乗降客数:2018年度 121万人(国内112万5千人・国際8万5千人) 2019年度119万5千人(国内113万2千人・国際6万3千人) 2020年度 33万4千人(国内33万4千人)
貨物取扱量:2018年度 1,679t (国内1,675t・国際4t) 2019年度 1,624t (国内1.623t・国際1t) 2020年度 549t (国内549t)
就航会社:JAL、ANA、FDA
ターミナルビル・貨物施設の管理:青森空港ビル
ターミナル設計会社:日本空港コンサルタンツ、ANALOG Inc + アトリエ景
拠点を置く航空会社・組織:青森県防災航空隊、青森県警察航空隊
公的機関:国土交通省青森空港出張所、青森税関支署青森空港出張所
所在地:青森県青森市
供用開始日:1987年7月19日(旧空港の供用開始は1964年)
種別:地方管理空港
設置管理者:青森県

※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。

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