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Peach、「ちょっと大人」になった新ロゴや機体デザインを発表、新塗装機は2027年春から
Peachがかねてより予告していたブランドリニューアル発表会が開催され、新ロゴや機体デザインが発表された。従来のピンクに加えてベージュを基調色として採用。デザイナーが「ちょっと大人になった」と語るデザインには、信頼と品質を磨き上げていくことへの決意が込められている。
Peachは3月31日、ブランドリニューアル発表会を開催した。事前に予告されていたとおり、この場でブランドコンセプトや新たなロゴ、機体デザインなどの新CIが発表となった。
創業15周年を機としたブランドリニューアルで、「手軽な旅」という同社が提供してきた価値に加えて、“基本品質の向上を追求していく”という次のステージへの挑戦を体現したものとなる。
Peach 代表取締役CEOの大橋一成氏は、「お客さまからいただいた言葉を分析し、予約から搭乗に至るまでのシーンで多くの改善をしてきた。このブランドリニューアルも改善の一つ。新たなブランドで挑戦し、成長していきたい」との決意を示す。
また、2012年度の就航以来、着実に旅客数を伸ばし、2024年度には2012年度の5倍を超える規模となった。その54%は、元々同社がターゲットとして見据えていた20代、30代であるといい、「これまで飛行機の利用が少なかった若い世代の方々の移動を支えるインフラとして定着し、多様な移動ニーズを顕在化させてこられたと思っている」(Peach 常務執行役員 遠藤 哲氏)と、自己評価している。
一方で近年は、使いやすさの追求や、品質向上を目指したオペレーション自社化の取り組み、定時性の改善といった課題解決に取り組んでおり、今回のブランドリニューアルもその一環と位置付けている。
ブランドリニューアルにあたっては、大阪・関西万博の日本館の総合プロデューサーなどを務めた佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィス「nendo」を起用。「Peachは、15年かけて培ってきた、元気でエネルギッシュな感じという価値を大切にしている。これをきちんと踏襲しながらも、これまで以上の安心感や信頼感、優しさといった価値を付加することによって、ちょっと大人になった」とデザインのイメージを語った。
ロゴデザインは従来のデザインをベースに角に丸みを持たせたほか、文字色をベージュに変更。文字の間隔を広げているが、これは「LCCの窮屈さからの脱却をイメージした」(Peach コーポレートブランド部 デザイナー 山﨑 彩氏)という。また、さらに従来のピンクを用いた「葉っぱ」をアイコンとして配置している。この葉っぱのアイコンはPeachの新しいアイデンティティとして、さまざまな場所で使われていくという。
新機体デザインは、円のモチーフを重ね合わせたパターンで旅の高揚感を表現するとともに、乗客を温かく包み込むブランドの姿勢も示しているという。また、ピンクにベージュを重ねることで上質感を演出。一方でフーシアピンクの名で知られた鮮やかなピンク色を各所に残している。
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