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ピカチュウジェットGAがついに就航。機内は化粧室にもポケモン!

そらとぶピカチュウプロジェクトの一環として運航されるピカチュウジェット。その6社目となるガルーダ・インドネシア航空の「ピカチュウジェットGA1」が、2024年2月23日に就航した。

文:本誌編集部 写真:@flapperon
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ポートサイドにはケイコウオ、ゼニガメ、タッツー、マンタイン、バタフリーが描かれる。

2機の737-800で展開

 2021年にデビューしたスカイマークの「ピカチュウジェットBC1」を皮切りに、これまでスクート、チャイナ エアライン、ティーウェイ航空、ANAで展開されてきたピカチュウジェット。「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環として運航されているこのシリーズに、新たにガルーダ・インドネシア航空の機体が加わった。

 同社はボーイング737-800の2機に特別塗装を施す予定で、1機目となる「ピカチュウジェットGA1(登録記号PK-GMU)」が2024年2月23日に運航を開始。インドネシア国内線を中心に、同国各地とシンガポールを結ぶ路線などにも投入されている。

 機体はインドネシアの美しい自然をポケモンとともに表現。左側(ポートサイド)のテーマが海、右側(スターボードサイド)のテーマが山となっていて、計10体のポケモンがピカチュウとともに描かれる。

スターボードサイドにはエイパム、ラフレシア、ナゾノクサ、イーブイ、アマカジが登場する。

バティックをまとったピカチュウがお出迎え

 これまでのピカチュウジェットと同様、客室内やアメニティ類にも装飾が施されており、ヘッドレストカバーや紙コップなどはオリジナルデザインに。機内食や軽食を提供するため箱や紙袋もオリジナル仕様となっている。またインドネシアの航空会社らしく、搭乗時にドア横や座席に置かれるピカチュウのぬいぐるみは、同国の伝統衣装であるバティックをまとっているのも特徴だ。そしてピカチュウジェットGA1では、化粧室内の鏡も特別仕様。鏡にスマホを向けることで記念の自撮りができるような飾り付けで、化粧室ごとに登場するポケモンが異なる仕掛けも楽しい。

ヘッドレストカバーには、お馴染みの風船で空を飛ぶピカチュウ。また機内のドア付近や前方座席では、バティックをまとったピカチュウが出迎えてくれる。
化粧室内の鏡の装飾。「My Pikachu Jet GA-1 Moment」とあり、鏡にスマホを向けて自撮りすることでそのまま記念になる。

「Pikachu’s Indonesia Journey」をインドネシア各地で開催

 また株式会社ポケモンでは「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環として、「Pikachu’s Indonesia Journey」と称した公式大型イベントをインドネシア各地で開催。3月2〜3日にはバリ島で第1回が開催され、「ポケモン GO」や「ポケモンラン」の特別企画のほか、バティックをまとったピカチュウが登場。「ピカチュウジェットGA1」も本イベントに合わせてジャカルタ=デンパサール線に投入されるなど、バリ島のポケモンファンを楽しませた。

「Pikachu’s Indonesia Journey」でポーズを決めるピカチュウたち。左のピカチュウはバティックをまとっている。

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そらとぶピカチュウプロジェクトの一環として運航されるピカチュウジェット。その6社目となるガルーダ・インドネシア航空の「ピカチュウジェットGA1」が、2024年2月23日に就航した。