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キャセイ、80周年塗装のエアバスA350が日本初飛来!歴代制服でお出迎え

キャセイパシフィック航空の創立80周年を記念したレトロ塗装機が、2月10日、成田空港に初飛来した。日本での初披露となったこの日、搭乗ゲートでは歴代制服をまとったスタッフが乗客を出迎えた。同社では、年間を通じて一部の運航便で歴代制服を着用するほか、記念グッズの販売など、各種企画を展開している。

文:林 岳児 写真:林 岳児
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創立80周年記念塗装機を前に、1946年に着用が始まった初代制服と、1999年に導入された現行制服の並びが実現。

日本初飛来を祝福! 歴代制服がお出迎え

 キャセイパシフィック航空のA350-900(登録記号:B-LRJ)創立80周年記念塗装機が、成田空港へ初飛来を果たした。白と緑の縞模様が特徴のデザインは、1970〜90年代にかけて同社のボーイング747などに採用されていた通称「レタスサンドイッチ」塗装をA350向けにオマージュしたもの。当時のイメージを再現するとともに、機体後方に大きく“80”のロゴが配されている。2026年1月6日に香港国際空港にてお披露目され、同日のサンフランシスコ行きCX870便で路線デビューを果たした。

 記念塗装機の日本初飛来となった香港発成田行きCX526便は、成田空港滑走路16Lに13時24分ごろ着陸。機体は71番ゲートに到着し、歴代9世代10種の制服を着用したスタッフが到着機を出迎えた。

第2ターミナルの71番ゲートに到着する、A350-900(B-LRJ)創立80周年記念塗装機。
到着した機体を前に、9世代10種の制服が披露された。

 キャセイパシフィック航空の制服は、1946年から現在まで9世代にわたり変遷してきた。大きく分けると、初代から3代目までの軍服風デザイン、4・5代目のチャイナドレス風で赤を取り入れたデザイン、そして6代目以降の著名デザイナーによるデザインという、3つの時代に区分されるという。制服の移り変わりは、80年にわたる同社の歩みと、拠点としてきた香港の発展を物語っている。

 これらの歴代制服は、80周年企画の一環として、2026年を通じて一部の客室乗務員および地上職員が通常運航時にも着用している。タイミングが合えば、搭乗時に思いがけず出会えることもあるだろう。なお、同社では客室乗務員・地上職員ともに共通の制服を着用している。

搭乗口では記念品を配布、祝福ムードのなか香港へ

 折り返し香港行きCX527便の搭乗ゲートでは、乗客への記念品として「80周年記念トートバック」が配布された。搭乗完了後には地上スタッフによるお見送りが行なわれ、機体はゲートを離れたのち、滑走路16Rを15時5分ごろ離陸した。

 同社のA350-900は、成田のほか関西・新千歳・福岡にも就航しているので、レトロ塗装機のさらなる日本への飛来に期待したい。また、この特別塗装はA350の他にボーイング747-8F(B-LJE)にも施されており、今後の成田および関西への飛来が期待されている。

搭乗時には「80周年記念トートバック」を乗客にプレゼント。スタッフと乗客が記念撮影を行なうなど、温かい交流の場となった。
出発前には、同社通常塗装のボーイング777-300(B-HNX)との並びが実現。
歴代制服を着用したスタッフが、プッシュバックする機体に手を振る。
日本での初披露にあわせて、A350-900や747-8Fなどのモデルプレーンも展示されていた。
キャセイパシフィック・ラウンジでは、通常の食事メニューに加え、80周年を記念した特別仕様のカップケーキが当日限定で用意された。

80周年記念グッズを展開、モデルプレーンやレトロカメラも登場

 同社のオンラインショップ「キャセイ・ショップ」では、80周年を記念した各種グッズの販売が行なわれている。今回搭乗ゲートで配布された「80周年記念トートバック」は、A350と747-8Fバージョンの2種類をラインナップ。そのほか、オリジナルフライトタグや特別塗装機のモデルプレーンなども購入可能だ。

 また、キャセイの歴代塗装をモチーフにしたクラシックフィルムカメラの予約受付を新たに開始したほか、オリジナルデザインのパスポートタグ(パスポートケース・荷物タグ)、香港版「お年玉袋」なども順次ラインナップに追加される予定だ。

写真左が、キャセイの歴代塗装をモチーフにしたクラシックフィルムカメラ。赤くつづら折りになった商品は、香港版「お年玉袋」。
今後ラインナップ予定のパスポートタグ(パスポートケースと荷物タグ)。

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