特集/本誌より

10周年を迎えたセントレアの航空ファンミーティング! 監修するチャーリィ古庄氏がレポート

中部国際空港セントレアで年に一度開催される「航空ファンミーティング」は、2017年から始まった、飛行機ファンと航空会社やメーカーなどの関係者が直接触れ合えるイベント。セントレアのオフィシャルカメラマンを務めるチャーリィ古庄氏が監修を務め、多彩なブースやステージイベント、トークショー、特別塗装機の運航などで盛り上がる。
今年は記念すべき10回目ということで、同イベントを監修するチャーリィ古庄氏が、10年間の思いを語った。

文:チャーリィ古庄 写真:チャーリィ古庄(特記以外)
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提供=セントレア

第2回から早くも規模拡大に。10年以上多くのファンに愛され続けている航空イベント

 航空ファンミーティングは、秋に行なわれる「空の日」のイベントとは異なり、飛行機ファン向けに特化したイベントだ。アメリカで開催されているエアラインコンベンションを参考に、「日本で飛行機ファン向けのイベントを、空港で開催できたら良いな」という思いを胸に、10年以上前にセントレアさんに提案させていただいた。

 最初はどれだけ人が集まるか未知数であったため、第1ターミナルの3階にある特別待合室を使用し、1日だけの開催だった。それから多くの来場者に足を運んでもらい、翌年の第2回からは4階のセントレア特設ステージでの開催が決定した。

提供=セントレア

 当初は飛行機ファンやショップがブースを出し、それぞれがコレクションしたものなどを小規模で販売するのみだった。その後、航空会社にもブースを出展してもらえるようになり、ステージでは航空会社の飛行機ファン向けのトークイベントや企画も徐々に増え、エアバス社、ボーイング社の日本の広報責任者に登壇していただけるまでになった。

 さらに、航空ファンミーティングの開催日に合わせて、各社が特別塗装機をセントレア線に投入してくれるようにもなった。2026年は日本トランスオーシャン航空の「結ジンベエ」、スカイマークの「ピカチュウジェットBC1」が飛来したほか、ヤマト運輸のカラーリングをまとったスプリング・ジャパンのエアバスA321P2Fがフィットチェックを兼ねて3月7日に飛来し、機内見学会も実施された。

航空ファンミーティングにあわせて飛来した、JTAの特別塗装機「結ジンベエ」。
航空ファンミーティングの期間中、フィットチェックも兼ねて飛来した、スプリング・ジャパンが運航するヤマト運輸カラーのA321P2F。

 また、通常の空港イベントではなかなか聞くことのできないステージトークショーもある。3月8日には、台風の目に突入しての観測飛行や南極へのフライト、無重力実験などを行なうダイヤモンドエアサービスのパイロットとのトークイベント、セントレアの先任航空管制官による講演など、興味深い内容が披露された。

 このように、来場者はもちろん、国内外の航空会社や航空機メーカー、航空局、そしてセントレアのステージなど、飛行機好きの方々のおかげでイベントが成長し、10周年を迎えることができた。セントレアはフォトコンテストをはじめ、飛行機ファンに優しい空港として知られている。イベント運営の専門部署もあり、人を呼び込む力に長けた空港だ。こういったイベントが開催できていることに、この場を借りて感謝を申し上げたい。

プラモデルの展示会「旅客機プラモフェス」も、毎年ファンミーティングに併せて開催されている。

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