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ポケモン30周年イベントにANA登壇。2026年のポケモンジェット就航を発表
さまざまな航空会社がコラボし、航空ファンのみならず人々を魅了してきたポケモンジェット。「ポケットモンスター」発売から30年を迎える今年、その走りとなったANAから新たな機体が登場する。
ポケモン誕生30周年を目前に控えた2月26日、ポケモン社が開いたイベント「『ポケモン30周年、はじまる』キックオフ発表会」において、ANAの新ポケモンジェット3機の就航が発表された。これら3機はポケモン30周年にちなみ、「ポケットモンスター」シリーズの原点となる、赤・緑・青をそれぞれコンセプトとしたもの。国内線と国際線の双方で、2026年中に順次就航の予定だ。
新たにお目見えする3機のポケモンジェットは、1号機が787-8の「ポケモンジェット赤」で、国内線に投入。2号機は国際線用で、787-9が「ポケモンジェット緑」として就航し、3号機の「ポケモンジェット青」は737-800がベースで、こちらも国内線での運航となる。
発表の場に登壇した、ANA 上席執行役員 CX推進室長の大前圭司氏は、「ポケモンがゲームやアニメなどで表現してきたワクワクする気持ちを空の上で形にし、たくさんのお客さまに届けてまいりました」と、これまでの取り組みを紹介。「かつてゲームボーイで冒険を始めたみなさまも、今まさに新たな冒険をしているみなさまも、ぜひこんどはANAの翼で、リアルの世界を冒険してください」と呼びかけた。
ANAの初代ポケモンジェットは、ポケモン誕生の2年後となる1998年に、世界で初めて運航を開始。ボーイング747が1機、767が2機の計3機が国内線に投入された。翌年の1999年には「ポケモンジェットインターナショナル」が、747で国際線に就航している。同年中には国内線にも新デザインのポケモンジェットが追加投入、初代と同様の3機体制で登場し、国内線用の6機は、「ポケモンジェット1998」「ポケモンジェット1999」のように登場した年をつけて区別されるようになった。
2004年に入ると、2機の747が相次いでポケモンを身にまとい、「ピカチュウジャンボ」「お花ジャンボ」として国内線に就航。全面黄色になったピカチュウジャンボに、ノーズに描かれた真っ赤な花が口紅のようにも見えたお花ジャンボなど、この年の2機はかなりインパクトの強い塗装だったことを覚えている方も多いのではないだろうか。
2011年には、初めて777にポケモンが施された「ピース★ジェット」が国内線で運航を開始した。同機は2016年まで活躍が続いたが、その後ANAによるポケモンジェットの運航は一旦途切れることとなった。
7年の空白期間を経て、再びANAのポケモン機が姿を見せたのは、2023年。ポケモン社による「そらとぶピカチュウプロジェクト」への参画により、787の「ピカチュウジェットNH」と、777の「イーブイジェットNH」が誕生した。これら2機は、共に国際線で現在も活躍中だ。同プロジェクトは、コロナ禍の影響を受けた航空業界や観光業界への貢献を目的としたもので、ANAのほかに、スカイマークやアジアの数社が参画し、海外へもポケモン機の輪が広がっている。
初代から数え、13機目から15機目となる、ポケモンジェット赤・緑・青。ピース★ジェットの運航終了から10年ぶりとなる国内線へのポケモン機投入は、SNS等で早くも話題になっている様子で、5月中に予定されている機体デザインの発表や、その後の実機の登場が今からとても待ち遠しい。機体そのものだけでなく、就航にあわせて実施される「ANAとポケモンの世界観を感じられる取り組み」にも注目していきたい。
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