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福岡空港、熱中症対策にグラハン従事者向けのスポットクーラーおよびランプサイド休憩室を整備
福岡空港は、熱中症対策として、国内線にグランドハンドリング従事者向けのランプサイド休憩室を新設し、国際線ソーティングエリアにスポットクーラー20台を設置する。
文:本誌編集部

福岡国際空港(以下、FIAC)は、熱中症対策として、国内線にグランドハンドリング従事者向けのランプサイド休憩室を6月18日(水)に新設するほか、国際線ソーティングエリアにスポットクーラー20台を6月25日(水)に設置する。
FIACが事務局として運営する「TEAM FUK(チーム福岡空港)」は、福岡空港全体のCS(顧客満足度)およびES(従業員満足度)向上を目的に、福岡空港に関わる約200の事業で構成される組織である。今回の整備は、このES向上を目指した一環だという。
今回、国際線の出発手荷物の仕分け・コンテナへの積載を行なう「共用ソーティングエリア」3か所に、スポットクーラーとその効力を高めるための扇風機を計20台ずつ設置する。また、国内線旅客ターミナルビル南側のランプサイドに共用の休憩室を新たに整備する。当休憩室では航空機到着までの待機時間に雨風や厚さ・寒さを凌ぐことができ、急な落雷時の待避所としての活用も想定している。
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