連載

マレーシアの魅力を再発見!ペナン島とクアラルンプール番外編

【連載】月刊エアライン制作余話

円安が気になる昨今においても、マレーシアはまだまだリーズナブルなアジアが楽しめる。ディープな観光スポットが目白押しのマレーシアへ、その魅力を再発見する旅に出かけよう。

文:柏 博幸 写真:柏 博幸
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歴史的な建物が多く残るペナン島のジョージタウン。時の流れを止めた常夏の島では、客待ちのリキシャまでもが生きた歴史遺産のように映る。
歴史的な建物が多く残るペナン島のジョージタウン。時の流れを止めた常夏の島では、客待ちのリキシャまでもが生きた歴史遺産のように映る。

 月刊エアライン4月号(発売中)では、「懐かしく、新しい。新体験のペナン島とクアラルンプールへ-マレーシアン・ホスピタリティで幕開く極彩色の旅路」と題し、マレーシア航空の成田=クアラルンプール線のフライトレポートを皮切りに4ページにわたってマレーシアの最新情報を掲載!ぜひ、チェックしてほしい。
 ここでは、誌面に載りきらなかったペナン島とクアラルンプールの現地レポートを追加でご紹介しよう。

多文化薫る魅惑のアート&リゾートアイランド
ペナン

首都から300km離れたマレーシア北部の島。古くから東西貿易の中継地として栄える。中心地区のジョージタウンはその歴史的な街並みが世界遺産に登録されている。島北部のビーチリゾートもおすすめ。

観光とビーチリゾートの両方が楽しめるペナン島。“冬でも真夏の楽園”を一度知ってしまうと、もう離れられなくなりそうだ。
観光とビーチリゾートの両方が楽しめるペナン島。“冬でも真夏の楽園”を一度知ってしまうと、もう離れられなくなりそうだ。
南国の果実と米文化のマリアージュが楽しめるパイナップルライス。中身のナシゴレンにもパイナップルがたっぷり!
南国の果実と米文化のマリアージュが楽しめるパイナップルライス。中身のナシゴレンにもパイナップルがたっぷり!
東西の文化が混ざり合う地で、19世紀に大富豪が建てた豪邸、ブルーマンション。華僑の繁栄を今に伝えるこの建物には、宿泊することもできる。
東西の文化が混ざり合う地で、19世紀に大富豪が建てた豪邸、ブルーマンション。華僑の繁栄を今に伝えるこの建物には、宿泊することもできる。

モダンとレトロが共演する万華鏡タウン
クアラルンプール

イスラムのモスク、英国領時代のコロニアル建築、路地裏に広がるノスタルジックな喧噪、そしてその間に垣間見える近代的な高層ビル。多様な民族が織りなすエキゾチックな文化と新旧の時間が複雑に入り組んだ街は、まるでテーマパークのよう。

1960年代のチャイナタウンがレトロなおしゃれスポットとしてよみがえった、パサール スニ駅近くの「クワイチャイホン(Kwai Chai Hong/鬼仔巷)」。
1960年代のチャイナタウンがレトロなおしゃれスポットとしてよみがえった、パサール スニ駅近くの「クワイチャイホン(Kwai Chai Hong/鬼仔巷)」。
色鮮やかな装飾が目を奪う「バトゥ洞窟」。ここはヒンドゥー教の聖地で、長い階段を上ると神を祀った大きな洞窟がある。
色鮮やかな装飾が目を奪う「バトゥ洞窟」。ここはヒンドゥー教の聖地で、長い階段を上ると神を祀った大きな洞窟がある。

帰路はJALの724便、ボーイング767-300にて

朝日のクアラルンプール国際空港。広大な敷地を有する空港は、アジアは元より世界へのハブ空港として機能している。
朝日のクアラルンプール国際空港。広大な敷地を有する空港は、アジアは元より世界へのハブ空港として機能している。
成田=クアラルンプール線はJALとマレーシア航空が共同事業を展開しており、発着の時間帯にも選択の幅がある。写真は成田行きの深夜便、JAL724便の機内。
成田=クアラルンプール線はJALとマレーシア航空が共同事業を展開しており、発着の時間帯にも選択の幅がある。写真は成田行きの深夜便、JAL724便の機内。
JAL724便、エコノミークラスの機内食。深夜便でも温かくて舌に馴染み深い味の食事の提供はありがたい。飲み物は、ももとぶどうのSKYTIME。
JAL724便、エコノミークラスの機内食。深夜便でも温かくて舌に馴染み深い味の食事の提供はありがたい。飲み物は、ももとぶどうのSKYTIME。

 エアライン4月号においては、MH71便のフライトレポートのほか、ペナン島とクアラルンプールの今がわかる現地ショットも20以上掲載。2都市の魅力をレポートしているので、要チェックだ。

【連載】月刊エアライン制作余話 円安が気になる昨今においても、マレーシアはまだまだリーズナブルなアジアが楽しめる。ディープな観光スポットが目白押しのマレーシアへ、その魅力を再発見する旅に出かけよう。