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パスポート手数料引き下げに合わせANA、JALが海外旅行を応援

2026年7月1日からのパスポート取得手数料引き下げに伴い、日本旅行業協会が海外旅行需要の完全復活に向けた「もっと!海外へ」キャンペーンを展開。これを受け、航空各社も官民一体で海外渡航の推進を図るため、国際線往復航空券の抽選プレゼントやマイル提供といった応援キャンペーンを開始する。

文:本誌編集部
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 外務省による2026年7月1日からのパスポート取得手数料の引き下げを受け、日本旅行業協会(JATA)が海外旅行需要の完全復活に向けた「もっと!海外へ」キャンペーンを展開する。これと連携し、ANAとJALが国際線往復航空券の抽選配布や総額570万マイルの提供など、海外渡航を促進するキャンペーンを開始する。

 外務省は、旅券法および旅券法施行令の一部改正に伴い、2026年7月1日以降の申請分からパスポートの取得手数料を引き下げる。18歳以上が取得する有効期間10年のパスポートの場合、電子申請は従来の15,900円から8,900円へ、窓口申請は16,300円から9,300円へとそれぞれ7,000円減額。18歳以上の5年用パスポートは廃止される。18歳未満が対象となる5年用パスポートは、電子申請が4,400円、窓口申請が4,800円に設定され、こちらも従来の金額から引き下げられる。

 なお、手数料の改定により申請の増加が見込まれるため、交付までに通常より時間がかかる可能性があり、十分な時間的余裕を持った申請が求められている。

 この手数料引き下げに合わせ、JATAは海外旅行需要の完全復活を目指すプロジェクト「もっと!海外へ」キャンペーンを6月16日から2027年3月31日まで展開する。近年のインバウンド旅客数が最高を更新する一方、日本人の海外渡航者数はコロナ禍前の水準に達しておらず、2025年時点の日本のパスポート保有率は18.4%に留まっている。JATAは、手数料改定を機にパスポート保有率20%の早期奪還回復と、2030年までの海外旅行者数2,000万人の達成に向け、会員各社や国内外の関係組織と一体となってアウトバウンドの促進に取り組む。

 航空会社もこの動きに呼応し、官民一体となって海外渡航の推進を図る。

 ANAは7月1日から2027年3月31日まで「ANA 日本発国際線航空券が60名様にあたる!海外旅行応援キャンペーン」を実施。有効期限内であるパスポートを持つ利用者が専用Webサイトから応募することで、抽選で合計60名に成田発着のホノルル、シンガポール、バンコク、香港路線のエコノミークラス往復航空券が提供される。

 キャンペーンは3期に分けて実施され、各期20名ずつが当選する。燃油特別付加運賃は無料で、税金や料金などもANAが負担する。

【第1期】
申込期間:2026年7月1日10時~9月23日23時59分
搭乗対象期間:2026年12月1日~2027年3月31日

【第2期】
申込期間:2026年9月24日10時~12月23日23時59分
搭乗対象期間:2027年3月1日~2027年6月30日

【第3期】
申込期間:2026年12月24日10時~2027年3月31日23時59分
搭乗対象期間:2027年6月1日~2027年9月30日

 なお、年末年始や大型連休など一部の期間は搭乗対象外として設定されている。

 JALは「もっと!海外へ」と連携した3つの施策を導入し、総額570万マイルをプレゼントするキャンペーンなどを開始する。

 6月30日から開始されるマイルプレゼントキャンペーンでは、専用WebサイトからエントリーしたJALマイレージバンク会員を対象に、抽選で総計66名に最大15万マイルが相次いで付与される。応募期間は2期に分かれ、各弾の賞品として、A賞の15万マイルが3名に、B賞の8万マイルが30名に当選する。

【第1弾】2026年6月30日~9月30日(当選発表:2026年10月)
【第2弾】2026年10月1日~2027年1月5日(当選発表:2027年1月)

 また、グアム線就航55周年を記念した「キッズ55グアム割」として、旅行開始日の年齢が2歳から11歳までの小児を対象に運賃額を55%引きとする施策を実施。販売期間は2026年7月1日から8月31日まで、搭乗期間は2026年7月1日から12月24日までとなる。ただし、燃油サーチャージや諸税は割引の対象外となる。

 このほか、特設Webサイトの開設やスポーツ応援を目的とした「JALで行くMLB観戦ツアー2026」の造成、ハワイ日米協会との連携協定に基づく自治体間交流のサポートなど、多角的な海外渡航応援を展開する。

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