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新たなANA国際線の第3弾、イスタンブールに飛んだ現地から
ANAの新規国際線第3弾となった羽田=イスタンブール線。羽田空港で行なわれたセレモニーに続き、現地に飛んだ深澤カメラマンからのレポートをお届けしよう。
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「念願のイスタンブール就航」。いや、「悲願のイスタンブール就航」といっても良いかもしれない。
2025年2月12日、ANAはついにイスタンブールへ日系の航空会社として初の直行便を就航させた。羽田からのNH219便は、定刻の15時55分よりも50分早い、15時05分に到着。記念すべき初便の搭乗者へ到着口にてトルコの伝統菓子である“バクラヴァ”が配られた。初便を担当したクルーにも、イスタンブール空港から花束が贈られ、大歓迎を受けた。機材はボーイング787-8(JA813A)だ。
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折り返しのNH220便は定刻18時10分発。出発搭乗口のB15番には桜のゲートや横にはステージも大々的に設置され、就航前セレモニーも盛大に行なわれた。搭乗者には軽食や飲み物が立食で提供され、セレモニーではANAの井上慎一代表取締役社長やイスタンブール空港のServer Aydin氏、駐トルコ日本国大使の勝亦孝彦氏らが出席し、ケーキカットやテープカットなどを行なった。
この席でANAの井上社長は、2024年に迎えた日本とトルコの国交樹立100周年に触れ、「次の100年へ、この就航を機にさらに日本とトルコの結びつきを強くしたい」と決意を語った。
NH220便の搭乗が開始されると、井上社長はゲート内で搭乗者1人ひとりに就航の記念品を笑顔や会話を交えながら手渡した。NH220便は幼児1名を含む159名を乗せて18時30分にブロックアウト、18時44分に羽田へと離陸した。
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また翌13日には、フォーシーズンズ イスタンブール アット ザ ボスポラスにて海外メディアカンファレンスが行なわれた。現地メディアが多数集まり、活発な質疑応答が飛び交った。想定している年間の旅客数や実質的な料金設定など突っ込んだ質問が多く、トルコ側のANA就航と日本人渡航者が増えることへの期待感の大きさがヒシヒシと伝わってきた。
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