ハワイ島で、キラウエア火山の観察を楽しもう!~旅のヒントBOOKより

こんにちは! 旅のヒントBOOK編集部です。
旅のヒントBOOKは主に現地在住者やその地のリピーターを著者に迎え、大切な友人を案内したいスポットを厳選してご紹介するガイドブックシリーズです。
現在、50を超える国と地域がラインナップしています。
さらに、このシリーズから派生した海外関連のさまざまな書籍を製作しています。
今回は、ハワイ島在住で、コーディネーター、ライター、フォトグラファーとして活動する三谷かおりさんによる現地レポートをお届けします。
夏は日本より涼しいハワイ
8月に入って、夏も真っ盛り。毎日暑い日が続いていますね。
さて、常夏のイメージがあるハワイですが、意外にも、この南の島々の夏はとても過ごしやすいのです。気温こそ30度を超えますが、日陰に入れば涼しいので、自然の風だけで十分快適に過ごせるほど。ハワイ島ヒロにある我が家もエアコンは一切なしですが、特に困ることなく暮らしています。お正月などに冬の寒さから逃れようとハワイ旅行、という方も多いですが、最近は避暑地として夏に訪れる友人も増えています。
今回はそんなハワイの中でも、一番南にあるハワイ島からの情報をお届けします。
噴火が続くキラウエア火山
ハワイは海底火山の隆起でできた島々。中でもハワイ島は世界有数の活火山、キラウエアがあることで有名です。ハワイ唯一の世界遺産でもあるこの火山は、ここ一年ほど、とりわけ活動が盛ん。およそ2週間ごとに、100m以上もの高さでマグマを噴き上げています。
噴火予報は、アメリカの国土地理院的な機関米国地質調査所(USGS)が毎日あげていて、これがかなり正確。1回の噴火が終わる度に次の予測を発表しますが、噴火が近まるほど予想日の幅が狭まり、直前にはこの1〜2日の間で間違いなく噴火する、とかなりのピンポイントな予報になります。この予報をチェックしておけば、噴火のタイミングはまず逃さないというわけです。
ちなみにこの噴水状の噴火は始まってから10時間ぐらいで収束します。始まったらその日のうちに観に行くのがおすすめです。
安全に自然のスペクタクルなドラマを観察
そしてこのキラウエアの噴火、かなり間近で、しかも安全に見ることができるのです。
まず、日本の火山とは性質が異なり、水蒸気爆発したり火砕流が発生するということがほとんどありません。また周囲一帯は国立公園になっていて、展望台など安全に火山を観測できる設備が整っています。そして噴火の経緯は精密にモニタリングされているので、有害ガスや灰、火山岩の降下など人体への懸念がある場合はすぐにパークレンジャーによる安全な場所への誘導措置が取られるのです。
世界自然遺産にも指定されているキラウェア火山。こんな大地創生のスペクタクルを目の当たりにできる場所は地球上でもなかなかありません。
日本の蒸し暑い夏を逃れてハワイに避暑へ、そしてこんな壮大な自然を体感しにハワイ島を訪れてはいかがでしょう。
三谷かおり/Kaori Mitani
1999年より、ハワイ島を拠点にフリーランスのライター、フォトグラファー、編集者、雑誌やテレビの撮影コーディネーターなどとして活動。ハワイ州観光局公式サイトAll Hawaiiコラムニスト。Hawaii International Film Associationメンバー。ハワイ島ヒロ在住。

旅のヒントBOOK『ダイナミックな自然とレトロかわいい町 ハワイ島へ』三谷かおり 著
ヒロ、ボルケーノ&プナ、カウ、コナ、コハラ・コースト&ノース・コハラ、ワイメア、ハマクア・コーストの7つにわけ、新旧のハワイ島を楽しめるスポットをピックアップ! また、フラやレイなどのハワイ文化、火山の女神ペレをはじめとするハワイ島の伝説などハワイ島を深く知るための読み物ページも充実しています。
A5判/192ページ/定価1,980円(税込)
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