連載
アップデート ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚
文:竹信大悟
写真:竹信大悟

月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。
伊丹の定番撮影スポットでもある猪名川土手。
ここから撮る迫力の離陸シーンは素敵です。この写真を撮ったのは10年ほど前。今とは違うものが写り込んでいます。
Runway Distance Remaining Signs:滑走路残距離標識。9番とか8番とか数字の看板ですね。パイロットに残距離を知らせるための標識です。こちらから見ると左から9・8・・・となっていますが、これはRWY14から進入した場合の残距離を示しています。
ボクの記憶では6〜7年くらい前から伊丹では撤去されたようですが。猪名川や千里川で撮影していると、この標識が写真に奥行きを作ってくれるので好きでした。この残距離表示は必ずしも表示しなければならい訳ではないので、伊丹空港ではなんらかの理由で撤去されたんでしょうね。
こうやって写真も時代時代で背景など写り込むものが変わっていきます。だからこそ、何度も何度も通ってしまうんですよね〜。
写真も常にアップデートです。

竹信大悟
1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。
関連キーワードもチェック!