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スターラックス航空とエティハド航空がコードシェア提携。9月就航の台北=アブダビ線を軸に

アブダビを経由してヨーロッパ各地へ、台北を経由して東アジア各地へ。それぞれの顧客にとって利便性が高まる。

文:本誌編集部
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 スターラックス航空とエティハド航空は6月3日、コードシェア提携に関する契約を締結したと発表した。

 国際航空運送協会(IATA)の第81回年次総会において行なわれた調印式には、スターラックス航空の最高戦略責任者である劉允富氏と、エティハド航空の最高収益・商業責任者であるアリク・デ氏が出席。この提携により、スターラックス航空の顧客は同社の就航先から、9月7日に開設されるエティハド航空の台北線を利用してアブダビに渡航への渡航が可能となる。一方、エティハド航空の顧客もまた、台北を経由して名古屋、札幌、福岡をはじめとする日本の都市へのアクセスが容易に。さらに今後はエティハド航空が運航するアブダビ=プラハ、マドリード、バルセロナ線といったヨーロッパ路線へもコードシェアを拡大する計画だ。

 ヨーロッパ路線の開設を目指すスターラックス航空にとっては基盤形成となる一方、エティハド航空にとっても東アジア地域における事業拡大の足がかりとなることが期待されるこのコードシェア提携。両社は年内を目処に、マイレージプログラムの提携も始める予定だ。

調印式に臨むスターラックス航空の劉允富 最高戦略責任者(左)とエティハド航空のアリク・デ最高収益・商業責任者(右)。
アブダビを経由してヨーロッパ各地へ、台北を経由して東アジア各地へ。それぞれの顧客にとって利便性が高まる。

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