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写真家 佐々木豊 作品展「αで描き出す飛行機の世界」名古屋で始まる 〜全国5都市を巡る、CP+2025連動写真展〜
3月15日・土曜日より名古屋のαプラザ(ソニーストア名古屋内)で佐々木豊 作品展「αで描き出す飛行機の世界」がスタートした。
今回の作品展は3月2日に終幕したCP+2025との連動企画となっており、3月の名古屋を皮切りに8月の東京(αプラザ銀座)まで、全国5都市で長期にわたり巡回展示が行なわれる。その開催初日に在廊中の佐々木氏を訪問してきたので早速レポートしよう。

佐々木豊 × SONY α1 II が表現するリアリティの「新」骨頂
今回の展示作品は全部で14点。その全てがSONYの最新フラッグシップカメラ「α1 Ⅱ」で撮影されたものだという。佐々木氏に伺うと制作期間は約2か月、新千歳、羽田、富山、そして佐々木氏のベース空港である伊丹空港の4空港で撮影されたプリント作品が並び、2台の大型モニターにはプリントでは展示できなかった作品などがデジタル展示される。
まず驚くのはさまざまなシーンを精細かつ叙情的に描写する佐々木氏の撮影技術である。晴天からトワイライト、そして闇夜に至るまで、さまざまな条件下での作品が展示されているため、実際にその場所にいるかのように錯覚し、作品の世界に吸い寄せられるように見入ってしまう。
「機体にペイントされている小さな文字までリアルに読めるんだよね」
そう語る佐々木氏の言葉に偽りはなく、ドアやエンジンにペイントされている小さな文字まで読むことができるため、リアリティを感じることができる。写真展を訪問したギャラリーの方々も、作品の前でじっくりと見入る姿が目立った。
高画素かつダイナミックレンジの広いα1 Ⅱがもたらす新たなる撮影領域は、佐々木氏の作品の「新」骨頂となっていることは間違いないようだ。
もちろん、それを可能にしているのがSONY αシリーズの性能であることは言うまでもない。今回の作品は全てフラッグシップ機のα1 Ⅱにより撮影されたものであるが、ベーステクノロジーの多くはα7系などにも採用されているため、αの世界を楽しむために佐々木氏の作品が参考になることは間違いない。

佐々木流写真上達術を訊いてみた
最後に佐々木氏に写真が上達するためのアドバイスを訊いてみたのでここに記しておこう。
「写真が上手くなるには、ただ撮るのではなく「写真を撮る」というイメージを持って挑むことが大切。悪天候などあらゆるシーンで撮影し、それぞれのシーンに合った引き出しを持ってください」
写真家 佐々木豊 作品展
「αで描き出す飛行機の世界」
全国5か所のαプラザ(ソニーストア内)にて巡回展示
名古屋:3/15(土)〜4/3(木)
大阪:4/26(土)〜5/9(金)
福岡天神:5/31(土)〜6/12(木)
札幌:7/12(土)〜7/25(金)
銀座:8/9(土)〜8/22(金)
※各会場11:00−19:00。展示最終日は16:00まで

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