連載

ヒネり ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
X Facebook LINE



月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 飛行機は飛んでいる姿が一番かっこいい!これは誰もが認めるところ。異論は認めますが(笑)

 飛んでるといってもただ宙に浮いてりゃいいってもんでもありません。やっぱり大空を飛ぶ飛行機の姿をパチリとおさめたくなるもの。伊丹空港はスカイパークや千里川など、離着陸シーンを撮るならば撮影スポットの宝庫ですが、大空を飛ぶ姿を撮るにもオススメの空港。

 俗に言う「ヒネり」のシーンだけでも数々の撮影スポットがあります。狙う機体がAラン上がりか、Bラン上がりかでもベストな場所が変わりますし、真横なのか、前がちを狙うのかでも場所がかわります。きっとまだまだ誰にも知られていないポイントがあるハズ!

 たまにSNSなどで、「お? コレ伊丹のどこから撮ったんだろう?」って思わせてくれる写真に出会うことも。そういう探究心もくすぐられるのが、ヒネりの撮影ポイント探しの面白いところですね。

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

関連キーワードもチェック!