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セントレア、中部地方で初めてWHILL自動運転サービスを導入

保安検査場から搭乗口などへの移動を担う「WHILL自動運転サービス」。中部地方で初めて、セントレアに導入された。

文:本誌編集部
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 中部国際空港(セントレア)で10月1日より、「WHILL自動運転サービス」が導入された。インバウンドや国内旅行者が過去最多ペースで推移し、旅行需要が一層高まる中、誰もが空港を快適に利用できる環境づくりの一環として運用を開始する。本サービスの導入は、中部地方では初めてだ。

 「WHILL自動運転サービス」はWHILL株式会社が提供。利用者のタッチパネル操作で、自動運転のパーソナルモビリティ(一人乗りの乗り物)が、保安検査場通過後に目的の搭乗口まで自動走行で案内するサービスだ。普段、案内所などで車椅子を借りる人や、長距離の歩行や体力に不安を感じる人、高齢者など、すべての人が広い空港内を快適に移動できるようになる。

 セントレアでは第2ターミナルコンコースの国内線・国際線側に各2台を導入。保安検査場通過後のWHILLステーションから特定の搭乗口や免税店まで自動運転で案内し、降車後は無人運転により元の場所まで返却される。

保安検査場から搭乗口などへの移動を担う「WHILL自動運転サービス」。中部地方で初めて、セントレアに導入された。

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