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羽田空港、“木造・鉄骨ハイブリッド構造”の1タミサテライト着工

人にも環境にもやさしい羽田空港ターミナルを目指す。

文:本誌編集部
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第1ターミナル北側サテライト施設(イメージ)

 日本空港ビルデング株式会社は、5月7日より羽田空港第1ターミナル北側に、木造・鉄骨ハイブリッド構造のサテライト施設を建設する工事に着手した。羽田空港の機能強化にあわせ、将来の航空需要拡大への対応や、旅客利便性のさらなる向上を見据えて増築し、JALやスカイマーク、スターフライヤーが主に利用する第1ターミナルの北側に6スポットを備えたサテライトとなる。供用開始は2026年夏頃を予定している。

 気候変動の対策や森林資源の循環など持続可能性と環境配慮の観点から、木造・鉄骨ハイブリッド構造の施設となる。1階は鉄骨造、2階以上に木造を取り入れた混構造で、木材は国産材を使用する。太陽光発電パネルの設置・節水器具の採用も行ない、環境に与える負荷を最小限に抑え、脱炭素や資源循環に貢献する。

 木材を使うことで、建設時に排出される二酸化炭素を削減し、ターミナルを利用者には、自然のぬくもりや心地よい空間を提供する。サステナブルなターミナルビルの実現を図り、“人にも環境にもやさしい先進的空港”を目指す。

北側サテライト施設(イメージ)
固定橋 出発(イメージ)
人にも環境にもやさしい羽田空港ターミナルを目指す。

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