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JAL×はとバス「羽田空港ベストビュードライブ特別編」、旅客機の魅力を凝縮した一日に密着!
JALグループとはとバスが初めてタッグを組んだコラボ企画、バスツアー「羽田空港ベストビュードライブ特別編」が開催された。予約開始直後に満席となった人気ツアーの模様をレポートする。
目次
制限エリア見学に機内食ランチも! 特別仕様の“空港ツアー”を体験
JALグループとはとバスは、「羽田空港ベストビュードライブ特別編」を11月3日と24日に運行した。このツアーは、はとバスが2022年から実施している、滑走路間近の制限エリアで離着陸を観覧できるバスツアーの特別版。今回はJALが初めて共催し、「JAL SKY MUSEUM」の見学や、国際線ビジネスクラス機内食のランチを加えた豪華仕様での開催となった。
ツアーは東京駅丸の内南口を9時50分に出発し、羽田空港での見学と食事を経て、18時10分に東京駅へ戻るスケジュール。空港までの往復および制限エリアの見学には、2階建てバス「アストロメガ」を使用。1階席は販売せず、参加者全員が2階席からの眺望を楽しめるように配慮された。
バスが走り出すと、ガイドの藤原夢莉亜さんによる案内がスタート。東京タワーやレインボーブリッジなど、東京の名所を紹介するガイドを聴きながら羽田空港へ向かった。本ツアーは関東以外からの参加者も多く、空港到着までのひとときは、嬉しい東京観光の時間となった。
大人気で予約困難!「JAL SKY MUSEUM」で格納庫見学!
羽田空港到着後、「JAL SKY MUSEUM」の見学がスタート。同ミュージアムの見学は人気が高く、予約が取りづらいことで知られている。当日、格納庫にはボーイング777-300ER、787-9、737-800など多数の機体が並び、参加者たちは飛行機との距離の近さに驚きの声を上げていた。
ビジネスクラスの味を“地上で体験” 機内食ランチタイム
続いて一行は、JALの機内食を手がけるジャルロイヤルケータリング羽田工場に移動し、国際線ビジネスクラス機内食によるランチタイムがスタートした。今回特別に提供されたメニューは、羽田=北京、香港、マニラ線など、近距離アジア路線のビジネスクラスで実際に提供されているもの。
2階建てバスから見る羽田空港制限エリア、特別な空港ドライブに出発!
食事を終えた一行は再びバスに乗り込み、羽田空港制限エリアの見学に出発。バスは第2ターミナル付近を出発し、第1・第3ターミナルへと走行した。ターミナルビルと駐機中の航空機の間を進みながら、滑走路へ向かう機体や地上支援作業の様子を間近に見学した。
制限エリアを走行する間、ガイドの藤原さんが空港を案内。発着機の機種名や行き先、タイヤの数やエンジン形状による見分け方などを分かりやすく解説し、運航に関わる各種施設も紹介した。豊富な知識と丁寧な説明で、飛行機好きはもちろん、普段空港を訪れない人でも楽しめる内容だった。
日没間際の黄金時間、バスを降りて楽しむ羽田の特別ビュー
ツアーの最後には、空港南側・多摩川沿いの制限エリアでバスを停車し、参加者は地上から飛行機を見学。当日は北風運用で、RWY34Lに着陸する機体がすぐ近くを通過した。ちょうど日没の時間帯と重なり、秋らしい空と夕陽に包まれながら、迫力ある着陸シーンを堪能できた。
ツアーの締めは「抹茶プリン」でティータイム! 今後のコラボ企画にも注目
今回の特別編は、空港の裏側や滑走路の迫力を体感できるだけでなく、JALならではの機内食や格納庫見学が盛り込まれた、まさに飛行機の魅力を凝縮した一日となった。ツアーを支える「はとバスガイド」の丁寧な案内により、その魅力が存分に伝わる内容であったように思う。
なお、コラボ企画第2弾として「JAL客室乗務員体験と国際線ビジネスクラス機内食ランチ」の運行が決定している。内容は、羽田空港内の「日本航空テクニカルセンター」での客室乗務員体験と、中・長距離路線で提供されているビジネスクラス機内食ランチをセットにしたもの。運行日は2026年1月10日(土)、24日(土)、31日(土)で、はとバスWebサイトにて予約を受け付けている。
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