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ジェットスターグループが制服リニューアル、2024年後半から着用

ジェットスターグループは2月29日、オーストラリアのファッションデザイナー、ジェネヴィーヴ・スマート氏による新デザインの制服を、豪メルボルンの同社格納庫で披露した。

文:本誌編集部 写真:深澤 明
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豪メルボルンの同社格納庫でジェットスターグループの新ユニフォーム発表会を開催。

 ジェットスターグループは2月29日、パイロット、客室乗務員、空港地上スタッフの新制服を発表した。2024年後半からオーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポールのスタッフが着用を開始する予定。今年はジェットスター航空の創業から20年を迎える年となり、次の10年を見据えた新制服であるとしている。

 デザインはオーストラリアのファッションデザイナー、ジェネヴィーヴ・スマート氏によるもので、約1年をかけてジェットスターの各職種のスタッフとともに最終的なデザインを完成させた。

パイロット、客室乗務員、空港地上スタッフのユニフォームを一新。

 パイロットの制服は従来の黒から新たに濃紺を基調としたテーラード・スーツに一新。スタイリッシュなカッティング、新しい肩章、首元のスカーフタイのオプションを特徴としている。ネクタイには星型のジャカード柄を取り入れている。

 客室乗務員と空港スタッフは、濃紺とオレンジのブレザー、シャツワンピース、スカート、テーパードパンツ、ポロシャツ、コートなど、個人のスタイルや好みに合わせて着こなせる。輝くような星をイメージした「ステラーコレクション」、現代的(コンテンポラリー)なテクスチャーと色を重ねた「ホライゾンコレクション」を用意。濃紺とオレンジは、航空機の窓から見える朝日と夕日をイメージした。

 なお、現行の制服の廃棄には、繊維製品を原料に変えることができる技術を有するブロックテックス社(BlockTexx)と協業し、自然環境に配慮したサステナブルな手法が採られるという。

濃紺を基調としたパイロットの新ユニフォーム。
ホライゾンコレクション、ステラーコレクションと呼ばれるコンセプトの異なるデザインが用意され、ジャケットやパンツ、スカートなど客室乗務員個人個人の好みに合わせて着こなせる。
ジェットスター・ジャパンの片岡社長(中央左)と、新制服に身を包む日本のスタッフ。
ジェットスターグループは2月29日、オーストラリアのファッションデザイナー、ジェネヴィーヴ・スマート氏による新デザインの制服を、豪メルボルンの同社格納庫で披露した。

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