ニュース
関西空港、第2ターミナルの大幅リノベーションに着工。手荷物預け入れ機の増設や保安検査の効率化
オープンから13年が経過しようという第2ターミナルの国内線エリア。利用客の利便性向上のため、搭乗待合エリアの拡張や自動手荷物預け入れ機の増設、保安検査場へのスマートレーン設置などが行なわれる。
文:本誌編集部

関西エアポートは8月より、関西国際空港の第2ターミナル(国内線エリア)において、大規模なリノベーション工事を開始すると発表した。供用開始は2026年春を予定しており、今後の航空需要の増加に対応するための機能強化を図る。
第2ターミナルは、2012年10月に日本初の本格的なLCC専用ターミナルとして開業し、現在はPeach Aviationが国内線を運航。今回のリノベーションでは、搭乗手続きのさらなる自動化のほか、搭乗待合エリアが拡張され、利用者の利便性と快適性の向上を図る。
具体的には、手荷物預け入れの自動化を進めるために自動手荷物預け入れ機×10台を新たに導入するほか、保安検査の効率化を目的として、20メートル級のスマートレーン×3レーンも整備される予定だ。加えて、搭乗待合エリアを約20%拡張し、商業エリアのリニューアルも実施される。
関連記事