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JALのA350-1000が母国フランスへ里帰り。羽田とパリ、双方の現場から
5月1日から、JALのエアバスA350-1000が羽田=パリ線にも就航。ロンドンに続く欧州2路線目は、A350の最終組立工場がある生まれ故郷、フランス行きとなった。

パリ線就航でフランスへ“凱旋帰国”
JALは5月1日、国際線のフラッグシップであるエアバスA350-1000を羽田=パリ線に就航させた。
A350-1000は2024年1月のニューヨーク線を皮切りに、ダラス・フォートワース、ロンドン線などに投入されている。同型機はフランス・トゥールーズにあるエアバスの工場で最終組立が行なわれているため、パリ線への就航により、母国への里帰りを果たした。


当日は就航を記念して、乗客にネックストラップとフライトタグの記念品を配付。またファーストクラスラウンジでは就航特別メニューとして5月1日から1か月間、ブイヤベース、肉のシャルキュトリー、マカロンを提供している(なくなり次第終了)。




A350-1000が投入されるのは、羽田10時20発・パリ17時55分着のJL45便と、パリ20時25分発・羽田17時20分(翌日)着のJL46便。初便となったパリ行きJL45便は乗客232名を乗せ、10時52分に羽田空港を離陸。現地時間18時ちょうどにシャルル・ド・ゴール国際空港のE22番スポットに到着した。

復路のパリ発もほぼ満席での門出
折り返し便となる羽田行きJL46便がパリを出発した際の様子が現地から届いたので、あわせて紹介しよう。
JL46便でもA350-1000の就航を記念して、当日限定デザインのトートバッグをはじめ、シートレザーを使用した限定刻印のバゲージタグやジャン=ポール・エヴァンとJAL限定コラボの抹茶アーモンドショコラといった記念品を乗客に配布。A350-1000就航に華を添えた。


同便はファーストクラス6名、ビジネスクラス53名、プレミアムエコノミー・エコノミークラス計171名と、ほぼ満席となる230名(幼児2名)が搭乗。シャルル・ド・ゴール国際空港を5月1日の21時34分に出発し、羽田空港には翌2日の17時56分に到着した。
パリ線では当面、A350-1000は777-300ERと交互に投入されるが、5月5日~6月30日は毎日A350-1000で運航される。また7月1日から31日は偶数日がA350-1000、奇数日が777-300ER、8月1日から31日は奇数日がA350-1000、偶数日は777-300ERで運航される。
【羽田=パリ線 A350-1000スケジュール】
投入日
5月:1日・3日・5月5日〜5月31日の毎日
6月:毎日
7月:偶数日
8月:奇数日
9月:偶数日
10月:10月24日までの偶数日
運航スケジュール
JL45便 羽田(10時20分発)→パリ(17時55分着)
JL46便 パリ(20時25分発)→羽田(翌日17時20分着)


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