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「第9回航空ファンミーティング “AIRLINE EXPO IN JAPAN”」が中部国際空港にて開催! 開港20周年記念、過去最大規模の大盛況

今年2月に開港20周年を迎えたセントレア(中部国際空港)で、3月8日と9日の2日間にわたり『航空ファンミーティング』が開催された。“航空ファンによる航空ファンのためのイベント”と銘打った同イベントは、2017年以来、毎年開催されており、今回で9回目を数える。

文:村田尚之 写真:村田尚之
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3月8日・9日の2日間にわたり開催。両日ともにプログラムのラストでは参加各社のスタッフたちがステージ上に集合。記念のフォトセッションが実施された。

スケールも楽しさもパワーアップ! 過去最多となる計24社が参加

 過去最大の規模となった今回は、航空会社20 社(土・日、各10社)、航空関連企業4社が参加。開催時間を例年より1時間延長したほか、会場も第1ターミナル4階イベントプラザのほか、3階特別待合室、2階センターピアガーデン、フライト・オブ・ドリームス1階フライトパークの4か所で実施した。
 航空会社がブース展示や物販を行なう4階イベントプラザでは、両日とも10時のオープン前から入場待ちの行列ができるほど。また、ステージでは参加エアラインや企業による15〜30分のトークイベントやクイズ大会が行なわれ、こちらも立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

立ち見となるステージイベントも多かった。初参加のフィンエアーのステージでは4択クイズで大いに盛り上がった。
8日には、エアバス・ジャパンが最新旅客機ファミリーの解説と将来の飛行機をテーマにトークショーを行なった。航空ファンミーティングの監修協力を担当するチャーリィ古庄氏も登壇。
土曜・日曜とも各10社、合計20社の航空会社がブースを構えた。オリジナルグッズの販売やパンフレット配布のほか、制服着用体験などで賑わった。
日曜の参加企業による集合写真。セントレアのマスコット、なぞの旅人フーも2日間にわたって大活躍。

初出展のエアラインも大人気! 多彩なステージイベントやブースが目白押し

 今回が初出展となったフィンエアーとセブ・パシフィック航空は、ステージイベントにも参加。両者ともクイズ大会を行ない、会場を大いに沸かせた。また、ヤマト運輸も『クロネコヤマト“フレイター”の誕生から運航に至るまで』と題したトークショーを行ない、熱心なマニアも思わずニヤリとするような導入秘話や運航裏話なども披露された。
 3階特別待合室では、航空グッズマーケットが開かれ、本誌でもお馴染みの航空写真家チャーリー古庄氏がオーナーを務めるフライトショップ・チャーリイズや、元航空管制官の田中秀和氏のショップなど、計12ブースが出展。こちらもヒコーキ・グッズを求めるファンで大いに賑わった。また、2階センターピアガーデンで開催された旅客機プラモデル展示会では、ランプエリアを再現したジオラマに1/200スケールのプラモデルが約110機展示された。

エア・ドゥのステージイベントではベア・ドゥとの記念撮影も。千葉からファンミーティング参加のため訪れたというご家族は、ベア・ドゥとなぞの旅人フーと一緒にピースサイン。
シンガポール航空ブースでは大人向けに制帽、子ども向けには客室乗務員がまとうサロンケバヤの制服を用意。記念撮影を楽しむ参加者が多かった。
4月10日にセントレア=ソウル・金浦線が就航するPeachのブース。オリジナルグッズ販売、制服の着用体験ともに大人気だった。
JALブースではJALエンジニアリングのアップサイクル商品などを販売。未使用のサクララウンジ・カトラリーなどファン垂涎のアイテムも。
旅客機プラモデル展示ではスケールを1/200に限定。ランプエリアを再現した巨大なジオラマに約110機をディスプレイ。
マリンジャンボとマリンジャンボJr.、そして手前に見えるのはA380のマリンジャンボ塗装!? こんな楽しみ方ができるのもプラモデルならでは。
グッズマーケットでは元航空管制官の田中さんと藍染工房の『紺谷のナミホ』さんがコラボ出店。管制塔Tシャツがイチオシ!とのこと。

監修協力には航空写真家のチャーリィ古庄氏。来年の第10回にも期待が高まる

 イベントの監修を務めるチャーリー古庄氏は「プレイベントから数えて10回目、正式開催になって9回目を迎えました。日本で唯一の航空ファン目線のイベントとして会を重ね、これほど多くの人が来てくれるようになりました。みなさんの協力あってのことだと思いますし、スタッフの熱量や協力体制も素晴らしいと思います。さらに10回、20回を目指していきたいですね」と語った。
 さて、来年はいよいよ正式開催から10回目。次回はどんな企画が用意されるのか、どれほどの盛り上がりを見せるのか…。いち航空ファンとしても、期待とともに見守りたいイベントだ。

ボーイング・ジャパンのステージでは、セントレアならではのドリームリフターに関するトークショーのほか、超マニアックなクイズも。
限定50名で開催されたボーイング787初号機、ZA001スペシャルツアー。トークショーではセントレアに寄贈されたZA001の通関にまつわる裏話がボーイング社員により披露された。
今年2月に開港20周年を迎えたセントレア(中部国際空港)で、3月8日と9日の2日間にわたり『航空ファンミーティング』が開催された。“航空ファンによる航空ファンのためのイベント”と銘打った同イベントは、2017年以来、毎年開催されており、今回で9回目を数える。

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