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エミレーツ航空、ボーイング777Fを追加発注。今後数年間で保有機数を倍増へ
エミレーツ・スカイカーゴは、ボーイング777Fを新たに5機追加発注し、増加する需要に対応する。
文:本誌編集部
10月21日、エミレーツ航空の貨物部門であるエミレーツ・スカイカーゴは、ボーイングへ777Fを5機追加発注したことを発表した。
エミレーツ・スカイカーゴは現在11機の777Fを運用しているが、今回の発注により、この数を今後数年間で21機に倍増させる予定である。同社では運航機数を増やすとで、貨物輸送能力の増強とサービス拡大を図り、世界各地で急増する需要に応えるとしている。
777Fは他の双発貨物機を上回る性能を持ち、最大積載量は102トン、航続距離は9,200キロメートルにおよぶ。エミレーツ・スカイカーゴが拠点とする中東と、アメリカやヨーロッパなどの高価値貨物市場を直接結ぶことが可能だ。
エミレーツ航空による777Fの発注は、2024年だけでも2回目。これにより、同社のボーイング製ワイドボディ機の受注残は249機となり、このうち777Fはこれまでの発注分も含めて14機だ。
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