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ボーイング787「ミャクミャクJET」、万博PRのミッションへ早速テイクオフ! 初便は深夜のマニラ行き

6月2日、羽田空港の格納庫でお披露目された「JAL ミャクミャクJET」2号機。日が変わって6月3日、深夜1時55発のマニラ便で早くも路線投入された。

文:本誌編集部 写真:深澤 明
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羽田空港第3ターミナルのサテライト側にある144番スポットを出発後、L誘導路を進む「JAL ミャクミャクJET」2号機。
羽田空港第3ターミナルのサテライト側にある144番スポットを出発後、L誘導路を進む「JAL ミャクミャクJET」2号機。

アジアの人々へ万博の魅力を伝える2号機、まずはマニラから

 6月2日、JALの鳥取社長のほか、国際博覧会担当大臣や日本国際博覧会協会の事務総長らも見守る中でお披露目された「JAL ミャクミャクJET」2号機。1号機のJ-AIRのエンブラエル190から大型化したボーイング787-8(JA823J)は日が変わって3日未明、「アジアの人々へ万博をPRする」というミッションへと早速出発した。

 「JAL ミャクミャクJET」2号機の初便となったのは、羽田を3日午前1時55分に発つマニラ行きJL77便だった。深夜の国際線ラッシュも終わり、静まり返った羽田空港第3ターミナル144番ゲートを午前2時19分に出発。同ターミナルの展望デッキにいるヒコーキファンが見守る中、L誘導路上でサテライトの建物の影から顔を出すと、L11誘導路でA滑走路を横断した。その後はA11からA誘導路に入り、あらかじめ規定されているタキシング経路「ROUTE 5」を経由してRWY05へ。同滑走路を午前2時43分に離陸している。

 マニラには朝6時ちょうどに到着した同機。この後6月5日にかけては下記のスケジュールで運航される予定だ。JA823Jはビジネスクラス「JAL SHELL FLAT NEO」を30席、エコノミークラス176席を装備するE03仕様。今後は2025年8月まで、羽田=大連、上海(浦東)、ソウル(金浦)、台北(松山)、ホーチミン線、成田=バンコク、ホーチミン線、関西=バンコク、台北(桃園)線などで運航される。直近で投入予定の便はJALホームページ 国際線発着案内の備考欄に「JAL ミャクミャクJETで運航いたします。」と記載があるので、搭乗はもちろん、撮影や見学を予定している人はぜひチェックしたい。

【6月3日〜4日の「JAL ミャクミャクJET」2号機 投入予定便】
6月3日
JL77  羽田1時55分→マニラ5時35分
JL746 マニラ10時05分→成田15時30分
JL745 成田18時00分→マニラ21時40分
JL78  マニラ23時25分→羽田4時45分
6月4日
JL85  羽田11時40分→上海(浦東)14時00分
JL86  上海(浦東)16時05分→羽田20時05分
6月5日
JL79  羽田1時25分→ホーチミン5時15分
JL750 ホーチミン8時00分→成田16時00分
※投入予定便は予告なく変更になる可能性がある。

A滑走路を横断後、A誘導路をRWY05へ向けて進む「JAL ミャクミャクJET」2号機。
A滑走路を横断後、A誘導路をRWY05へ向けて進む「JAL ミャクミャクJET」2号機。
6月2日、羽田空港の格納庫でお披露目された「JAL ミャクミャクJET」2号機。日が変わって6月3日、深夜1時55発のマニラ便で早くも路線投入された。

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