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知って得するスカイマークのサービス解説

GWも後半に入りました。
帰省や旅行で飛行機を利用されている方も少なくないと思いますが、
搭乗する機体のことやそのエアラインのサービスを知っておくと、
より充実したフライトを楽しめます。
今回は国内第3位のエアライン、スカイマークのサービスを解説しましょう。

文:『航空旅行』編集部
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最前列というだけではない「フォワードシート」

 国内12空港に就航しているスカイマークの機材はすべてボーイング737-800です。キャビンは普通席のみで、機材によってシートの色が「ブルー」のものと「ホワイト」のものの2種類がありますが、シートピッチはいずれも約79cmなので、座り心地の面で大差ありません。ただし足元が通常よりも19〜38cm広い最前列のシートだけは「フォワードシート」として差別化していて、出発当日、空きがあれば空港カウンターで1,000円の追加料金を支払うことで指定できます。「フォワードシート」は出発時の優先搭乗や、100円もしくは200円で機内販売しているお菓子の1品無料サービス、預け手荷物の優先返却といったサービスもついてくるので、まさに混み合ういまのGWなどであれば利用価値がありそうですね。

普通席でありながら毛布も無料でサービス

 スカイマークというと、大手よりも安い運賃を売りに設立された経緯があるので、LCCと思われている方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、スカイマークはLCCではありません。座席指定は無料でできますし、メニューはコーヒー、お茶、リンゴジュースの3種類になりますが、ドリンクも無料です(短距離でフライトタイムが短い鹿児島〜奄美大島線と那覇〜宮古(下地島)線を除く)。またリクエストベイシスになるものの、毛布や飴、おしぼりも無料です。特に毛布は、大手エアラインでは普通席だと提供をやめてしまったので、ポイントが高いサービスですよね。預け手荷物も、個数制限なく計20kgまで無料です。

「ホワイト」のシートは充電設備あり

 シートは「ブルー」と「ホワイト」の2種類があると書きましたが、「ホワイト」のシートには、座席下に電源コンセントが装備されています。また「ホワイト」でも2018年以降に導入された新しい機材である登録記号がJA73AA、JA73AB、JA73ACの3機は、コンセントに加えてUSBポートもついています。
 運賃はリーズナブルで、サービスは大手並み、むしろそれ以上のところもあるスカイマーク。上手に活用してくださいね。

GWも後半に入りました。 帰省や旅行で飛行機を利用されている方も少なくないと思いますが、 搭乗する機体のことやそのエアラインのサービスを知っておくと、 より充実したフライトを楽しめます。 今回は国内第3位のエアライン、スカイマークのサービスを解説しましょう。

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