航空旅行

旅の予算で無視できない燃油サーチャージ(2024年10~11月)

JALとANAは、2024年10月1日から11月30日までの発券分に適用する燃油サーチャージ(正式名称「燃油特別付加運賃」)を発表しています。8〜9月と同額です。

文:『航空旅行』編集部
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JAL_nenyu
■JAL国際線燃油サーチャージ
適用期間:2024年10月1日(火)から11月30日(土)発券分まで
運賃額:日本発旅程 (金額は1旅客1区間片道あたり)
ANA_nenyu
■ANA国際線燃油サーチャージ
適用期間:2024年10月1日(火)から11月30日(土)発券分まで
運賃額:日本発旅程 (金額は1旅客1区間片道あたり)

12月以降は円高の恩恵を受けられるか?

 JALとANAは、10月1日から11月30日に発券分の国際線航空券に適用する燃油サーチャージを発表しています。
 JALの燃油サーチャージは直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき決定しますが、今回の基準となる2024年6月から7月のシンガポールケロシン市況価格の2か月平均は1バレルあたり97.89米ドルで、これに同期間の為替平均1米ドル157.95円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は15,462円となり、適用される燃油特別付加運賃は同社のホームページで公開されている条件表のZone J(15,000円基準)の金額になります。ANAも改定時点における直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均価格に、同期間の為替レート平均を掛け合わせた価格を適用しています。結果、JAL、ANAともに8〜9月と同じ金額になりました。
 燃油代は97〜99米ドルと大きな変化はありませんでしたが、為替市場は乱高下しています。9月中旬時点では1ドル=140円台まで円高が進みました。燃油代がこのままで、円高が進めば、12月以降は値下がりが期待できるかもしれません。

JALとANAは、2024年10月1日から11月30日までの発券分に適用する燃油サーチャージ(正式名称「燃油特別付加運賃」)を発表しています。8〜9月と同額です。

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