【シンガポールホテル探訪】「マンダリン オリエンタル シンガポール」リノベ後、滞在レポ
現在発売中の『航空旅行2024 FIRST HALF(vol.49)』では、COMO以外にも2軒の最新ホテルを取材しました。
その一つが大規模なリニューアルを経て、2023年9月より再オープンした都市型リゾートホテルの完成形とも言える「マンダリン オリエンタル シンガポール」です。
改めてマリーナエリアのホテルの魅力を探ってみましょう。
マリーナエリアを一望できる優美なリゾートホテル
マリーナエリアを見渡せる好立地に佇む「マンダリン オリエンタル シンガポール(Mandarin Oriental Singapore)」は、リニューアル後、さらなる快適性と優雅さが増したホテルとして、現地の日本人のステイケーション先として現在も人気だ。
まず特筆すべき場所は、5階のプールエリア。訪れるたびにビルの煌めきが増えていく金融街の眺めと、南国感あふれるアジアンリゾートの両方を楽しみながらくつろげる、優美な空間。水中にあるベッドは、寝転んでいると瞑想状態に。朝食後、夕食前などにふらりと立ち寄るだけでも、満足度の高い時間が過ごせるだろう。
筆者の場合は仕事柄、時間帯によって変化するプールサイドやマリーナの様子は、できる限り写真におさめておきたい、という思いももちろんある。人の少ない朝にプールエリアを訪れると、思う存分、撮影に興じられるのだ。
ラウンジや食事の満足度の高さも、滞在の大きな楽しみ
同じ21階に位置するクラブラウンジ「HAUS 65」は、改装後、居心地の良さが格段にアップした空間だ。「マリーナ ベイ ビュー ルーム」または「マリーナ ベイ ビュー スイート」宿泊者(13歳以上)のみが入室でき、ライブラリー、ワインルーム、ダイニングエリア、ラウンジエリアが備えられ、「1日中こちらで過ごしていたい…」と思えるほどの居心地の良さだ。
今なお印象深く思い出すのが、アラカルトの朝食である。メイン料理はオーダー制で「ホームメイドワッフル」と「ホームメイドディムサム」をいただいたが、実にクオリティが高い。
もちろん、館内にある他のダイニングも見逃せない。多国籍料理のブッフェレストラン「エンブ」は胃袋がいくつあっても足りないほど、料理のバリエーションが豊か! 刺身、寿司など、もはやシンガポールでは定番人気の日本食、インド料理やタイ料理など、薪窯焼きのピザ、バーベキュー、自家製デザート、別のセクションには、レパートリーが豊富なキッズ専用のビュッフェコーナーまであるとは驚いた。幼少時からこのような場所で、ごく自然とビュッフェを楽しむキッズは、なんと幸せなのだろうか…。
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煌びやかなシンガポールの街並みを巡るアクティビティも!
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