プールエリアにとりわけ訪れたい時間帯は、晴れた日の夕暮れ。絶妙な高さからマリーナベイをワイドに望めるホテルは、稀有な存在である。
Photo by：Mandarin Oriental Singapore
ちなみに筆者は朝食前にもプールを訪れ、いちばん奥にある屋外のヨガパビリオンで、ストレッチレッスンに参加。朝日を浴びながら、しばし身体の動きに意識を傾けた。こんな時間はいつぶりだろう。旅を存分に満喫するためにも、心身ともに解放できるようなヘルシーな習慣を身につけたいものだと、反省もあった。
今回宿泊したのは21階の「マリーナ ベイ ビュー ルーム キング」。壁一面に広がる大きな窓からは、マリーナベイの眺めがひとり占めできる人気の客室だ。室内は、ブルーの色調で美しく設えられている。他の客室は、ピンクやオレンジなどそれぞれテーマカラーで統一されているので、リピート滞在したくなってしまう。
Photo by：Mandarin Oriental Singapore
ディムサム（点心）は、芸術的なプレゼンテーションで提供されるホテル内の広東料理レストラン「チェリーガーデン」で作られた本格派。他にも、カヤトーストやナシレマなど、朝からシンガポールのソウルフードが、美しい食器とともにいただけるとは…、なんとも贅沢！
さまざまなジャンルのクオリティの高い料理がずらりと並ぶ。ファミリーでの滞在には「エンブ」を選んでおけば間違いないだろう。数連泊しても料理を制覇できないほど、レパートリーが豊かだ。
シンガポール在住経験もある筆者だが、目線の低い位置からベイサイドを眺めるのは、初めて！ 走行中、多少は周囲の視線を集めてしまうが（笑）、この爽快感は忘れられない体験だ。
もう2024年のレースに向け、半年前からライトの準備が着々と行われていた。映画「クレイジーリッチ」のロケ地を巡るツアーや、プラナカン遺跡巡りなどのコースも用意されている。（料金：1名・60分（10歳以上）／SGD338＋税・サービス料）
ホテルスパは街中のスパと異なり、施術後、身だしなみを部屋でゆっくりと整えやすいという利点もあるし、滞在中であればわりと時間の融通も利きやすい。
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