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シートは背もたれの大小で2分割されていて、それぞれに操作可能。大きめのシートだけをフルフラットにしてシートとベッドが同時に共存する形にもできるが、小さめのシートもフルフラットにするとさらに横幅は広がり、ダブルベッドのように使える。
専用のワードロープ、靴入れは個室内に設置。上級クラスで上着は客室乗務員に預かってもらうのが一般的だが、この設備によりその手間が省けることになり、いつでも好きなタイミングで取り出せるのはうれしいと思う人は少なくないのではないだろうか。
世界で初採用となったのがヘッドレスト内蔵スピーカー。ファーストクラスのヘッドフォンはデンマークの高級オーディオブランドBANG&OLFSEN製で素晴らしいものだが、ベッドモードで使うと邪魔になって寝返りが打てないという難点があった。スピーカーを内蔵したことでこの問題は解決される。また、ヘッドレストだけをリクライニングすることもできる。
個人用モニターは43インチと従来よりも20インチも大型化。画質は4K対応。
置くだけでスマホを充電できるワイヤレス充電も装備。その下にあるシートコントローラーもアイコン化することで誰でも分かり、操作しやすくなっている。
個室の外側に設けられているコミュニケーションパネルと、シート内のさまざまな機能を操作できるタブレット。
2席が並ぶ中央席の間にあるパーティションは下げることができ、同行者がいるときなどはコミュニケーションが容易になる。
個人用モニターの隣の扉を横にスライドすると現れる専用のワードロープ。フットレスト下には機内持ち込みを収納できるスペースもある。
ビジネスクラスもファーストクラス同様、ヘッドレスト内蔵スピーカーを採用。ヘッドフォンを装着しなくても音が聞こえてくるので、寝る時は快適。またヘッドレストだけを快適な角度に調整できる。なお、ヘッドフォンも用意されていて、こちらはAudio-Technicaと共同開発した製品が提供される。
通路との間の扉は圧迫感のない半透明パネルを採用。高さは約132cm。
通路側にはファーストクラス同様、コミュニケーションパネルを設置。「Do Not Disturb」のサインなど、ドアを閉めた状態でも意思表示ができる。
ビジネスクラスのシートでもワイヤレス充電は装備されている。
従来比1.3倍になった16インチの個人用モニター。画質は4K対応で迫力ある映像を楽しめる。ヘッドフォンはこれまで通りSONY製のものが用意されているほか、私物のヘッドフォンもBluetoothで接続できる。
レッグレストは座面と同じ水平の高さまで上げることができ、より好みの姿勢を取れるようになった。
隣席の方の視線が気にならない大型プライバシーパーティションを設置し、プライバシーが大きく向上。
現行コンセプトを継承し、広いシートピッチを確保。また背もたれはロングフライトでも疲れを感じにくい角度にあらかじめ設定されていて、座った瞬間からリラックスできる。
従来比で約1.3倍に大きくなった13インチ4K個人用モニター。充電設備はビジネスクラス並みで、各席にコンセントのほか、Type-AとType-CのUSBの3か所を用意している。
シートポケットにはメッシュ状の小物入れもついていて、機内に持ち込んだ手荷物をスッキリ収納できる。
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